『 奇跡の実現 』

~ 欲望を捨てれば、不可能が可能になる ~

政木和三

 

 

 

 

第4部 破局へ向かう人類の光明

 

3 現代物理学の矛盾を解決する新宇宙理論

 

 

【 バクトロンによる光への影響 】

 

 

 

 次にバクトロンが充満している宇宙を、振動をもった光の粒子が何億年もかかって地球に達するような場合、光の速度や振動数、波長が、どのように変化するのか調べてみよう。

 現在、天文学者の大部分の人は、星雲は非常な速さで遠去かっているものと信じているが、その根拠は星雲から地球に達する光の波長が、地球上の物質から出す光の波長に比べて相当ずれているためで、これは星雲が遠去かっているために、ドップラー効果によって波長が長くなったものと信じられているからである。

 ドップラー効果とは、電車が踏切に近づいている時は警報機の音が高く聞こえ、踏切を通りすぎると急に音が低くなるように、音源に対して受音体が移動することによって見かけ上の周波数が変化することをいう。

 また、宣伝用の飛行機のアナウンスは近づいてくる時は高い声で早口で話したように聞こえるが、遠去かると口調が遅くなり、声が低くなる。

 このようなことが光や電波でも起きる。

 星雲から地球に達する光も、波長が長くなっているので、星雲は遠去かっていくものと考えられている。

 しかし、もしも、波長が長くなるのはバクトロンの中を長い間飛んでいるためだとすれば、星雲は遠去かっているのではなく、同じ場所にあると考えてもよいことになる。

 ところで、バクトロンの中を光が飛んでいる間に、光の波が長くなるということは、次のプランクの式からも推察できる。

 質量mのものが速度uで進んでいる時、F・Sの仕事をすると、その振動数ν(ニュー)は次のようになる。

 


 すなわち、光粒子がバクトロンの中を通る間にF・Sの仕事をするために、振動数νが少なくなり波長が長くなる。

 もしこの式が、光の成分である光粒子(フォトン)のような小さい質量のものにも適用できるとすれば、星雲からの距離Sと低くなった光の周波数νがわかれば、バクトロンの中で、光子が受けたF・Sがわかり、バクトロンの質量、密度等を推算することができる。

 光粒子は振動している粒子と考えられており、質量はほとんどゼロに近いと考えられている。

 物質を構成している中で一番小さいものは電子とされているが、電子を光の速度と同じ速度に加速しようとすると、推力は一トンも必要である。

 このことから考えて、電子と光子の大きさがどれくらい違っているか推測できる。

 ところが、もし光子の質量がゼロであれば、光の速度は無限大になってもよいと思われるが、実際の速度は一秒間三〇万キロメートルに限定されている。

 それは光子にもある質量があり、特定の振動を持っているために、その振動を伝えるための媒質が必要となってくる。

 その媒質がバクトロンであるとすれば、光の振動をバクトロンは一秒間に三〇万キロメートル伝えることになる。

 大熊座第二星雲は観測によれば、毎秒四万二〇〇〇キロメートルの速度で後退していることになっている。

 これは星雲の発する光のベクトルに、五〇〇六オングストロームと、三七二六オングストロームの、既知元素にない波長が含まれているために、星雲が後退するためのドップラー効果によって波長が長くなったものと考えられている。

 他の星雲も地球からの距離は二億五〇〇〇万光年で、その後退速度は毎秒四万キロメートルとして、ドップラー効果として光の振動数の変化を求めてみると、約一二パーセントほど振動数が少なくなり、それだけ波長が長くなっている。

 そこで、第二星雲は後退せずに、その場所にあって、光がバクトロンの中を二億五〇〇〇万年間飛び続けて、抵抗を受けて仕事をしたために、エネルギーを失い、振動数が一二パーセント少なくなったものと仮定して、光子の仕事量からバクトロンの密度を求めることもできる。

 その結果は前にも述べたように、バクトロンの質量は非常に小さく、光粒子の何千万分の一以下となる。

 それでは次に、バクトロンの中を光が直進すると、どのようなことが起こるかを述べてみたい。

 地球上で二本の平行光線を出すと、その光は無限の彼方まで飛んでいくが、いつまでも平行線の間隔は同じだろうか。

 結論として、光はだんだん大宇宙の中心部の方に曲げられて、平行線の間隔はせまくなってゆき、ついに交わることになる。

 その理由は、星雲の集合している大宇宙は、その中心部に近いところに多くの質量が集まっていて、大宇宙の周辺に近い場所にはほとんど物質が存在しないものと思われるからである。

 すると、バクトロンの分布も大宇宙の中心の方に多く、外周には少ないことになる。

 光は密度の高い方へ屈折する性質を持っているために、直進して外周の方に向かった光は徐々に密度の高い中心部の方に曲げられてゆき、二本の平行線は中心部に向かうにしたがって間隔がせまくなって、ついに交わってしまうことになる。

 このように考えれば、これからますます大型の天体望遠鏡が作られ、いくら遠くの物を見ることができるようになっても、大宇宙の外を見ることはできず、最後には自分の背を見ることになるかもしれない。

 しかし、自分の背を見るためには数十億年間望遠鏡をのぞいていなければならない。

 それは光が大宇宙を一周するには数十億年かかると思われるからである。

 われわれの銀河系は太陽のような星が二〇〇〇万個集まって一つの星雲を形成しているが、このような星の集団が数千億か数兆集まった物が大宇宙で、その端から端までの大きさは数千億光年以上だと思われる。

 われわれの大宇宙のほかにも、数多くの大宇宙があると思われるが、そこは別のバクトロンの世界で、われわれの宇宙からは、光も電波も重力波も届かない完全な別世界で、それはわれわれにとっては無を意味する世界である。

 

 


初版発行:1994年11月25日
10版発行:1995年11月20日
著者:政木和三
発行者:松元淳
発行所:産能大学出版部
    東京都世田谷区等々力 6-39-15
印刷:倉敷印刷
製本:豊文社
ISBN 4-382-05260-2
© 1994 Printed in Japan

 

 

 

 政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

 政木和三先生の廃刊御著書

 

『 奇跡の実現 』

~ 欲望を捨てれば、不可能が可能になる ~

 

を現状のブログデザインに合わせて

掲載させて頂いております。

 

 

 

 政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

完全オーダーメイド組み立て一式品

『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』

(特許第3510016号)

物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として

政木和三先生がご発明なされた初期の頃の

元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!

ご用命の際は

下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。

 

令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器

 

画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた

元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)

 

 

 

元祖!本家本元!! 

神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較

 

 

提供:株式会社ケネスト

info@knestinc.jp

 

税込¥330,000,-

 


≪ご注意事項≫

 

この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。

完全オーダーメイド方式のみにて

ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で

組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。

そして

ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は

政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた

当時のアナログ回路方式の復刻版として

ありのままに復元した内容構造の機器となっています。

しかしながら

現在の日本国憲法を遵守するにあたり

この機器の内容構造は

人体への使用が禁止される対象品となっています。

ゆえに

全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上

ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。

また

当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので

上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう

何卒、宜しくお願い申し上げます。

なお

機器への一年間の無償保証はもちろんのこと

その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に

引き続き対応させていただきます。

 

 

 

保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年

~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~

 

 

 

≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫

 

旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定

(通常30分に設定しています)

可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、

今回復活させました復刻版 磁力線発生器には

最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。

(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、

ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)

 

画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が60分設定になっています)

 

画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー

(こちら赤い針が1時間設定になっています)

 

 

 

最後に

当方は販売等々に一切関わっていませんが

元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています

家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は

正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ

そして

元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され

厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない

家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は

製造販売元の株式会社セルパワー様へ

それぞれ直接に

お問い合わせくださいませ。



 

 

 

KNESTinc.