『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
政木和三
◎ はしがき
人類の発生から三百万年の永き間を、人間は生き続けて、他の動植物には真似のできない、大きな発展を遂げた。
その永い年月の間に、氷河期も何回となく訪れ、また旱魃(かんばつ)による食糧難も深刻なものがあった。
しかし、それを科学を知らない祖先は、何の力で乗り越えてきたのだろうか?
スプーン曲げブームのころ、私はブームに興味を持ち、多くの実験と調査を行ったところ、スプーンを曲げる子供が、一万五千人以上も見つかった。
とくに四歳以下の子供にスプーンを持たし、父か母が、そのスプーンは曲がるよと言えば、目の前で、小さな手に持っているスプーンをグニャリと曲げてしまう。
稚児(おさなご)は父母の言葉は絶対だと信ずる。
疑う心を持たぬ気持によって曲がるスプーンを見て、私は、人間は信ずることによって、すごいパワーを発揮することができるものであることを体験した。
浅はかな科学常識が身につく以前の稚児には自然の超能力が備わっていることを教えられたものである。
すなわち、人間のすべてが幼いときは超能力者でありながら、年とともに無力化してゆくことがわかったのである。
しかし数十万人か数百万人に一人ぐらいの割合で、大人になっても、超能力を持ち続けているものもある。
そのような人は修行によって、自分の肉体と精神の根底から、人間本来の真実を掘り出すことに成功した人である。
科学一辺倒の現代人は、精神を忘れ、物質文明だけに明け暮れしているが、大気は汚れ、海は昔の面影をなくしつつある。
人間は自分の力によって、自分の地球を住みにくくし、ついには破滅にまで導こうとしている。
数十年前の理科年表と近年のものとを比較すると、地磁気が急激に減少していることに気づく。
そして、あいつぐ大火山の噴火、噴煙による異常気象となっている。
気温が〇・一度下がるだけで一千万人分の食糧が減少するといわれ、もし核戦争が起これば、その空中浮遊物によって太陽の熱線は遮断され、氷河期に突入することになる。
そこに人類の滅亡が叫ばれる根源がある。
人類の滅亡を救うには、世界中のひとりひとりがなごやかな気持ちになることであると私はさとらされた。
それは常識では考えられない奇跡、超常現象が私の周辺に続発したことである。
私は科学一辺倒から精神面のエネルギーを考えるようになり、念力とか精神エネルギーの測定や実験を行ない、その事実をつかみ、証拠を多く保持した。
そして、これが今後の新しい科学として学者が真剣に取り組んで行くべき途だと確信するようになった。
現代の科学者は、目に見えるもの、測定によって結果の出るもの、常識で理由づけられるものだけが、現実のものであり、物理的、科学的に説明できないものは、非科学的なことであり、信じてはいけないものと思い込んでいる。
しかしこのような科学は、生まれてからわずか百年か二百年のものである。
科学のほんの入口にかかったばかりである。
これから一万年、十万年も科学は進歩を続けるであろう。
私は昭和十五年、私立の高等工業から、当時の大阪帝国大学工学部教授のご尽力により航空工学科へ研究生として入った。
戦時中は、内閣の命令により戦時研究員に任命され、終戦の一年前には、東条首相に強引な面会を申し込み、敗戦が近いからとの理由で新兵器の提案をしたことがある。
海軍技術研究所でその新兵器の採用は決まったが、実用前に終戦となってしまった。
そのとき私は二十七歳であった。
それから四十五年間、私は大阪大学工学部での研究に人生のほとんどを費やした。
その間に発明したもの六百五十種、中でも電気ギターは昭和十五年の作で、阪大の自室でスピーカーを通じ大きな音で演奏をしたものである。
また、自動炊飯器は戦中の発明で、自宅で使用しているところがアサヒニュースとなり、映画館で上映されたこともあった。
当時、科学一辺倒であった私は、神仏の存在を否定し、宗教の無用論者であった。
それが、昭和四十八年ごろからのスプーン曲げ測定器に端を発して以来、いろいろな体験をすることになった。
すなわち、昭和五十年一月一日に信州熊の湯においての幽体離脱の初体験をし、三月には離脱して着陸した場所が蒲郡(がまごおり)(愛知県)の竹島であった実証と、T・S先生との出会いによって、いままで知らなかった未知のエネルギーのあることを知ったものである。
その未知のエネルギーを、人々は神とか仏とか言っているのかもしれない。
私にはわからない大きなことが一つ増したことになる。
私は昭和四十八年三月七日、大阪大学工学部のキャンパスを歩いていたとき、インスピレーションを感じた。
これによって、磁石の振り子を作り、数百人を測定し、統計的に人間性を知ることになった。
そして人間には肉体と生命体が同居していることを初めて知った。
若い母親が受胎した瞬間に母胎内に別の生命体が入ってきて子供となること、そして死ぬ人は数日前に人格を形成している第二生命体が抜け出し、死の瞬間に第一生命体も肉体から抜け出すが、死という現実を知らず数週間は家の中に残っていること等を、その装置によって知ることができる。
私はこれを政木フーチパターンと名づけ、現在までに五万人近くの測定をした。
このような測定から、生命体は十億年も、二十億年も前から生き続け、肉体を持つ期間は一回に数十年だけの短い期間であり、肉体はなくなっても、生命体だけは未来永劫(えいごう)に生き続けるものであって、肉体を持つ時間は非常に短いことを知った。
生命体は肉体を持ったときのみ修行によってエネルギーの向上が計れるものである。
本書には筆者の体験を中心として、奇跡の事実によって求められる人間性を説いた。
全世界に、なごやかな人情によって永遠の幸福をもたらすことになれば、筆者の望外の喜びとするところである。
昭和六十二年六月
林原生物化学研究所にて
政木和三
精神エネルギー
初版発行:一九八七年六月二五日
重版発行:一九九三年
著者:政木和三
発行人:赤尾文夫
編集人:新井政義
発行所:株式会社 旺文社
東京都新宿区横寺町五五
〇三-三二六六-六三七二(編集)
〇三-三二六六-六四一四(販売)
印刷:日新印刷㈱
製本:有限会社 市川第二製本所
©1987,Kazumi Masaki
Printed in Japan(303035)
ISBN 4-01-071062-4
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。