車の見積り、離婚届、通帳、携帯  ダイニングテーブルに並べた。

旦那の顔色が変わったように見えた。
まだ、何か隠し事があるのか、とドキドキした。

発覚から、今までの復習。
真剣に、慰謝料や離婚の事を調べたおしたこと。家族に言ったら大変になってた事。
家出準備、今でも荷造り完了な事。
発覚の瞬間が何度もよみがえる事。
私は死ぬまで、この事を忘れられない事。
私が落ちる全ての事に対して、私を安心、復活させてくれるのは、旦那しかいない事。
携帯を今でも、見せない事。なんで、見せないのか?やっぱり続いてる、と不安になる事。
少しでも帰りが遅いと、色々想像してしまう事。だから、連絡はちゃんとして欲しい事。
私も引きづりたくないから、ちゃんと言いたい事、聞きたい事をはっきりさせる事。
これから信用を築いていこうとしているけど、マイナスからのスタートと言う事。
車、正直どうでもいい。裏切り中でも平気な顔して車の事話してた。どんな神経?
私が問い詰めなければ、まだ続いてた?
もう、会ってないよね?
連絡もこないよね?
連絡先、ないよね?
携帯見せて?ロックナンバーは?

返事をしながら聞いてる旦那。
携帯を、出し電源を入れる。ロックナンバーを私に教えて、ラインのパスコードも言った。
詳細の確認まではしない。
ただ、今後私は携帯を見たい時に見ます。その時、ロックナンバーやパスコードが変わっていたら、離婚します。と、伝えた。

本当に、もう終わっている。思い出したくもない。と言った旦那。
わかったよ、わかったよ、わかっとるよ。と話しを聞いてた旦那。
信じてもらうしかない。といった旦那。

携帯をかたくなに見せなかった旦那にしたら、進歩。反省してるんやね、と色んな言葉、態度でわかった気がする。マイナスからだけど、本当に信じてこかな。

旦那が写真立をみんな、元にもどした。

とりあえず、区切りにしよ。って、自分に言い聞かせる。ねちねち言うのも私らしくない、本当はもっと、さっぱりしてる私なはず………と。