やまから きた ぺんぎん | みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】やまから きた ぺんぎん
・作・絵:佐々木 マキ(ささき まき)
・出版社:フレーベル館
・金額(本体):1,200円
・発行年:2008年
・読み聞かせにかかる時間(目安)5分くらい
・文章量:
 4.7.7-1.9.4-6.11.4.9-4.7.12.15.5-5.9.10.8.行くらい。
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
「おさかなばかりで、うんざりだ。あー、かきごおりが たべたい。」

 やまおくに すむ ぺんぎんは、いちども たべたことの ない かきごおりを もとめ、へんそうして まちへと でかけます。(カバーそでより)
・感想:
 山奥にペンギンが棲んでいるというのがまず自分の想像外で、面白く感じました。そのペンギンが、園児の格好で街に出るというシチュエーションも愉快!

 親切なかき氷屋さん(?)のおかげで、念願のかき氷を食べることのできたペンギンさん。そのお店のご厚意で、日中はアイスクリームを売って、夜はアイスクリームなどが入れられた倉庫で休むことになり、ペンギンさんにとっては天職ともいえる仕事につけてよかったなと思いました(笑)。ペンギンさんが売り子だと、お客さんも買いたくなるから繁盛して、お店側も大助かりですね。

 泥棒がきたりもしましたけど、ペンギンさんの機転で撃退でき、ペンギンさんは可愛いだけでなく、ちょっとした頭の良さもあるんだなと感心しました。

 ペンギンさんが山に帰るときには、お店のおじさんからナイスなお土産をもらって…、ペンギンさんは、本当にいい人にであいましたね。搾取しようとする人ではなく、お礼もちゃんとしてくれる人にであえてよかったよかった。

 

 ペンギン型のかき氷機は探せばどこかで売っていると思うので、ペンギン型のかき氷機を持っているご家庭の方がこの絵本を読んだら、

「はーい、これがペンギンさんが持っているやつと同じかき氷機でーす!」

とか何とか言って、かき氷機を出してきて、かき氷を食べるのもいいかもしれないですね。子どものテンションが爆上がりしそう。

 

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