ロサリンドとこじか | みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】ロサリンドとこじか
・さく:エルサ・ベスコフ ※スウェーデン生まれ

・やく:石井 登志子(いしい としこ)

・出版社:フェリシモ出版
・金額(本体):1,429円
・発行年(第1刷):2001年
・読み聞かせにかかる時間(目安):9分40秒くらい
・文章量:
 11-10.8.8.10-10.10.12.12-12.12.14.13-14.9.10-9.8.9.8行くらい。
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
 あるひ、おんなのこが、おじいちゃんのところにあそびにいきました。ふたりは、ロサリンドというなまえの、おんなのこがでてくる、こじかのえほんを、つくりはじめました・・・。(カバーそでより)

・感想:

 こんなにメルヘンで上品な絵が描けるおじいちゃんがいたら、自分も頑張ってお話をつくって、その絵を描いてもらいたくなるかもと思いました。

 おんなのこが考えたという体のお話も、女の子が好みそうな展開で優しい雰囲気が漂っていました。この絵本を読んだ子も、自分に懐いたこじかを救いに行くという一種のヒーロー(ヒロイン?)感覚と達成感で満たされそうですね。

 こじかが捕まっている檻は、決して過ごし易くはなさそうですし、これを実際に作ってこじかをいれたら動物虐待かもしれないという程度にとても狭いものでしたが、絵で観るぶんにはデザインが優れているなと感じました。現実と絵で求められるものって違いますからね〜。


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