カバ! じゃない、サイ! | lllllll みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】カバ! じゃない、サイ!
・作:ジェフ・ニューマン ※アメリカ生まれ
・訳:青山 南(あおやま みなみ)
・出版社:ほるぷ出版
・金額(本体):1,400円
・発行年:2006年
・読み聞かせにかかる時間(目安):1分50秒くらい
・文章量:
 (行数での表現が難しい)
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
 動物園の人がある動物の前に看板を立てた。…これは、カバ?
・感想:
 動物園の人に間違った看板を立てられて訂正しようとするサイの話。
 確かに、急にカバとサイどっちかと問われたら迷ってしまう程度に似ている動物ではありますよね。よく考えたらわかるにしても。動物のプロであるはずの動物園の看板標識ならあっているはずと、お客さんも思ってしまいますし、鵜呑みにしやすくもなります。
 間違った看板を鼻息で吹き飛ばそうとしたり、お客さんに訂正してもらおうとしたけれど、直らず、諦め気味のサイ。しかしそんなサイのところに、本人(本サイ?)に一応確認した後に、看板を正しいものに変えてくれる子どもが現れて良かったですね。サイも穏やかな顔になっていて、見ているこちらもホッとした気持ちになります。いいかげんな動物園の人は、話の最後にはカバのところに『ゾウ』という看板を立てていたので、この後またこの動物園では一騒動あったことでしょう。そういった一連の流れが、主に絵によって表現されていて、字は看板に書かれている『カバ』やお客さんの「カバ。」というつぶやき、それを訂正しようとするサイのツッコミ、わかってくれた子どもの短い一言だったりで、音としてうるさくないというか、言葉が多くないからこその間も、いい味をだしている絵本だったように思いました。

 読んでみたらいい絵本なんですけど、ピックアップしておかないと、なかなか手に取らない絵本かもしれないなと個人的には思います。私は今までスルーしてました……。