トラのじゅうたんになりたかったトラ | lllllll みたまま記録

lllllll みたまま記録

みたもの・きいたものを感じたままに。
-Cogito ergo sum-

【タイトル】トラのじゅうたんになりたかったトラ
・文・絵:ジェラルド・ローズ ※香港生まれ。第二次世界大戦後、イギリスへ
・訳:ふしみ みさを
・出版社:岩波書店
・金額(本体):1,400円
・発行年:2011年
・読み聞かせにかかる時間(目安):9分20秒くらい
・文章量:
 7.9.6.6.3.3.3.3.10.4.11.4.5.1.1.7.5.5行。
・漢字の有無:本文に漢字あり。漢字にはふりがながふられている。
・あらすじ・内容:
 いいなあ。オレも なかまに はいりたいなあ。やせこけた トラは、きゅうでんの ひろまで おいしそうに ごはんを たべている 王さまと かぞくが うらやましくて たまりません。ところが ある日、トラは ひらめきました!(カバーそでより)
・感想:
 『キラキラ読書クラブ 子どもの本702冊ガイド』をぱらぱら読んでいたときに、タイトルからして気になったので読んでみました。

 トラなのに、なぜじゅうたんになりたいのか。自殺願望でもあるのか。そんな疑問を最初に抱きましたが、トラのじゅうたんの環境がうらやましかったから、入れ替わろうとしたんですねー。なるほど。
 しかし、入れ替わるために力を込めて叩かれたり、昼間広間に誰かいるときはぴくりとも動かなかったり、固いブラシでごしごし洗われたりするだなんて、それはそれでつらくないですかね。それでも、飢えたり、バカにされたりするよりはましだったのか…。どれだけ暮らしぶりが過酷だったかがわかりますね。
 正体がばれる直前で泥棒が入ってきて、いいところを見せられてよかったですね。

「トラは 王さまを たすけるため、どろぼうに おどりかかりました。」
というシーンがありましたが、あの見開きが勇ましくて、「絵」になっていて好きでした。この間がいいんですよねー。

 この本が薦められていたのがよくわかる面白さでしたよ。
 読み聞かせしたいところですけど、もう『キラキラ読書クラブ』は返却してしまったので、ネットで検索してみたところ、この本のおススメ学年は中学年のようで…。中学年に読み聞かせする機会は私にはないので、残念です。甥っ子がもうちょっと成長したら読んでみようかな。