【タイトル】うさこちゃんときゃらめる
・ぶん・え:ディック・ブルーナ ※オランダ生まれ
・やく:松岡 享子(まつおか きょうこ)
・出版社:福音館書店
・金額(本体):600円
・発行年:2009年
・読み聞かせにかかる時間(目安):4分くらい。
・文章量:
 4.4.4.4.4.4.5.4.4.4.4.4行。
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
 うさこちゃんはふわかあさんとクッキーを買いにお店に行った。そのお店の隅にはキャラメルが置いてあった。おいしそうなそのキャラメルを見たうさこちゃんは…。
・感想:
 うさこちゃんて、私の中ではサンリオ系のかわいいキャラポジションだったので、今回のうさこちゃんの行動を見て、私の心に衝撃が走りました。えええええ…!! まん…び…き…!? 可愛いキャラはこういうことしなさそうという私の中の偏見。
「うちの子はそんなことしません!」みたいな親をドラマなどで見かけることもあったりしますが(?)、その気持ちがちょっぴりわかる気がしますね。信じたい。だってうちの子可愛いから。でも可愛いからって、悪いことをしないわけではない。そんな当たり前の事実。

 万引きをテーマにした絵本もあると思うんですけど(『あかいセミ』とか)、対象年齢がもう少し上のものだったので、このくらいの小さな子が読みそうな本で、このテーマが取り上げられることが、私にとっては事件というか、これテーマにするんだーと意表をつかれた思いがしました。
 でもまあ、どんな小さな子でも大事なことは大事ですからね。むしろ早いうちからこれはダメなことで、心が痛むことなんだよ、と知っておくことは大切ですもんね。
 うさこちゃんがつい欲に負けてやってしまい、でもそれが自分の心を痛めることになり、そのいつもとは違う様子をお母さんに気付かれ、自分のやったことを告白し、お母さんに叱られ、お店に返して謝りに行くという一連の流れ。自分がそんなことをせずとも、やってしまったうさこちゃんはこうなったということを知るだけで、自分はやめとこうと気を引き締めることができるかもしれない。心のワクチン。大事だなって思いました。