【タイトル】あずきとぎ
・文:桜井 信夫(さくらい のぶお)
・絵:ヒサ クニヒコ
・出版社:教育画劇
・金額(本体):不明
・発行年:1995年
・読み聞かせにかかる時間(目安):7分30秒くらい。
・文章量:12場面
・備考:日本のおばけ
・あらすじ・内容:
寺には、どうやらおばけがおるらしい。ショキ、ショキ、ザク、ザク…変な音がする。でも、おばけ退治の若者たちが見たのは、なんと…。(紙芝居ケースに書かれていたもの)
・感想:
おいしいぼたもちを、自らを退治しに来た若者たちに出すとは、なんと気のいいおばけなのでしょう。調子に乗って次の日にやって来た人々にも、なすの漬物を出してましたし、根がお人よしなおばけなんでしょうね。でも、調子に乗りすぎた人々をそのままにするのではなく、ちゃんと反省するように脅かすあたり、先のことをよく考えていると思いました。節度も大事ですからね~。おとなだね、あずきとぎ。