【タイトル】どろんこハリー
・文:ジーン・ジオン ※アメリカ生まれ
・絵:マーガレット・ブロイ・グレアム ※カナダ生まれ
・訳:わたなべ しげお
・出版社:福音館書店
・金額(本体):600円
・発行年:1964年
・読み聞かせにかかる時間(目安):6分くらい。
・文章量:
6.1.1.1.1.1.1.1.1.3.2.3.3.2.3.4.2.1.3.3.4.2.3.3.4.4.5.7行。まあまあの長さ。
・漢字の有無:本文に漢字なし。
・備考:サンケイ児童出版文化賞推薦/厚生省中央児童福祉審議会推薦/全国学校図書館協議会選定「基本図書」/日本図書館協会選定/大阪市立中央図書館選定/名古屋市児童図書選定協議会選定
・あらすじ・内容:
ハリーは、黒いぶちのある白い犬。何でも好きだけど、お風呂に入ることだけは大嫌い。
ある日、お風呂にお湯を入れる音を聞いたハリーは、ブラシを隠して冒険に出かけた。すっかり真っ黒になって帰ってきたハリーだったが、家族のみんなに自分が誰だかわかってもらえない。困ったハリーは…
・感想:
名作なだけあって、お話の構成がしっかりしているなと思いました。絵本だと、超展開をみせられることもたまにあったりすると思うのですが、最初の方ででてきたブラシがいいところでまた再登場してきて、お話の流れに無駄がないところがいいなと。
大人だと想像できる流れと言えなくもないのかもしれないですが、私は超展開を見過ぎてしまったのか、ブラシはこのまま置き捨てられるんだろうなーと勝手に思い込みながら読んでしまっていたせいもあって、お話の流れが余計に綺麗に感じられました。
納得できる話の流れっていいですよね。予定調和って大事。
子どもに人気なのも、そういうところがいいのかもしれないですね。まず泥だらけになって冒険するってところが楽しいっていうのがあって、泥だらけになっても判断材料さえあればいつかわかってもらえる、っていうところに安心感があります。