◆ 洗礼式の昼食 ~アペリティヴ&プリモ編~
通常なら、6日のエピファ二ーで冬のヴァカンスが終わり、過食の危機も去るのですが、
9日の日曜日に、去年生まれた姪っ子のBATTESIMO(洗礼式)があり、
また親戚一同で大昼食会。
洗礼式って、てっきり身内と神父様だけで行うのだと思っていましたが、
一般市民も居る日曜日の朝のミサで、同じ市内のもう一人の女児と一緒に『集団洗礼式』でした。
お宮参りみたいなものだから、と霧深い朝早くからしたくもないお洒落をして行ったのに、
一般参列者はもとより、親戚の人たちも、皆平服でしたわ・・・。
朝の大聖堂の冷たい大理石の床の上で1時間、足先の間隔がなくくなる頃にミサが終わり、
その後、義弟夫婦の家に行き、アペリティヴ・タイム。
1時には昼食と知っていた私は、今回は間違えることなく、
山と用意されていたPIZZETTA(小さなピザ)などのおつまみは、つまむ程度に。(したんだね・・・)
それにしてもクリスマスなんかと違って、両家の親戚が集まり、30名近かったので、
用意が大変だったと思います。
こういう親戚の集まりで驚いたりするのは、義兄にお年頃の娘がいるのですが、
彼女のボーイフレンドまで来ていたこと。
具体的に結婚の決まっている婚約者、というのならまだしも、
17歳から付き合っている公認の彼氏とは言え、まだ19歳の彼女だから、
世の常でいったら、まだまだ先行きがわからぬ関係だと思いますが・・・
で、1年くらいしたら、また親戚の集まる場所に、今度は別の彼氏が、なんてヘイチャラなんですよね。
さて、アペリティブとはいえ、ワインやプロセッコのボトルは余るほど用意されていたので、
家の中では小1時間、大いに盛り上がりました。
ここで終わってもよさそうなものだったのですが、
そこから皆で車で7キロほど離れた場所にあるアグリトゥーリズモへ。
このアグリトゥーリズモは、エウガーネエ丘(とでも訳すのか・・・)と呼ばれる
パドヴァ南西部の小さな丘陵地帯にある、アルクア・ペトラルカという村にありました。
小さな集落ですが、名前の通り、ペトラルカが住んでいて、彼のお墓もあるので、有名です。
この小さな丘陵地帯は、地中海性気候で、オリーブ畑が見られ、
オリーブオイルやワインの産地でもあります。
(まだクリスマス気分が抜けきっていないアグリトゥーリズモでした・・・)
アグリトゥーリズモど呼ばれるレストランでは、
自家栽培の野菜や、飼っている家畜を食卓に出すのが普通です。
宿泊業も兼ねている場所も多く、イタリア中の田園地帯や山岳地帯にあります。
まず最初にオリーブオイルのたっぷりかかったブルスケッタが出され、
その後はすぐにプリーモ(第一の皿)となりました。
かぼちゃのニョッキ。
私の好みを言えば、このニョッキは小麦粉が少し多かったような気がします。
でも、かなり塩味控えめの味付けで、それだけにベーコンの役目がはっきりとしていて、よかったです。
量も丁度でした。
次はセコンドかと思いきや、義弟夫婦はさすが一人娘の為、
奮発して、2つ目のプリーモ。
ラディッキオのパスティッチョ(ラザーニャ)でした。
普通ラディッキオのラザーニャに、お肉は入れないのですが、
ミンチ肉が入っていました。
ここでも好みを言わせてもらうと、ホワイトソースが多すぎたな・・・。
ホワイトソースの少ないラザーニャってのは味気ないものですが、多すぎるのもダメですね。
それと、やっぱりお肉は余計かも。
どちらのプリーモも、一皿食べ終わった後、給仕さんが大皿に入ったものを持ってきて
一人一人にお代りをきいて回ります。
こういう大勢での会の場合は、プリーモなど、個数の決まっていないものなどは、多めに作るのでしょう、
『お代りいかが?』と訊かれることが多いのです。
でも、いくら美味しくても『SI=はい』と答えてはダメ!!
~ セコンド(第2の皿)へとつづくからです ~
9日の日曜日に、去年生まれた姪っ子のBATTESIMO(洗礼式)があり、
また親戚一同で大昼食会。
洗礼式って、てっきり身内と神父様だけで行うのだと思っていましたが、
一般市民も居る日曜日の朝のミサで、同じ市内のもう一人の女児と一緒に『集団洗礼式』でした。
お宮参りみたいなものだから、と霧深い朝早くからしたくもないお洒落をして行ったのに、
一般参列者はもとより、親戚の人たちも、皆平服でしたわ・・・。
朝の大聖堂の冷たい大理石の床の上で1時間、足先の間隔がなくくなる頃にミサが終わり、
その後、義弟夫婦の家に行き、アペリティヴ・タイム。
1時には昼食と知っていた私は、今回は間違えることなく、
山と用意されていたPIZZETTA(小さなピザ)などのおつまみは、つまむ程度に。(したんだね・・・)
それにしてもクリスマスなんかと違って、両家の親戚が集まり、30名近かったので、
用意が大変だったと思います。
こういう親戚の集まりで驚いたりするのは、義兄にお年頃の娘がいるのですが、
彼女のボーイフレンドまで来ていたこと。
具体的に結婚の決まっている婚約者、というのならまだしも、
17歳から付き合っている公認の彼氏とは言え、まだ19歳の彼女だから、
世の常でいったら、まだまだ先行きがわからぬ関係だと思いますが・・・
で、1年くらいしたら、また親戚の集まる場所に、今度は別の彼氏が、なんてヘイチャラなんですよね。
さて、アペリティブとはいえ、ワインやプロセッコのボトルは余るほど用意されていたので、
家の中では小1時間、大いに盛り上がりました。
ここで終わってもよさそうなものだったのですが、
そこから皆で車で7キロほど離れた場所にあるアグリトゥーリズモへ。
このアグリトゥーリズモは、エウガーネエ丘(とでも訳すのか・・・)と呼ばれる
パドヴァ南西部の小さな丘陵地帯にある、アルクア・ペトラルカという村にありました。
小さな集落ですが、名前の通り、ペトラルカが住んでいて、彼のお墓もあるので、有名です。
この小さな丘陵地帯は、地中海性気候で、オリーブ畑が見られ、
オリーブオイルやワインの産地でもあります。
(まだクリスマス気分が抜けきっていないアグリトゥーリズモでした・・・)
アグリトゥーリズモど呼ばれるレストランでは、
自家栽培の野菜や、飼っている家畜を食卓に出すのが普通です。
宿泊業も兼ねている場所も多く、イタリア中の田園地帯や山岳地帯にあります。
まず最初にオリーブオイルのたっぷりかかったブルスケッタが出され、
その後はすぐにプリーモ(第一の皿)となりました。
かぼちゃのニョッキ。
私の好みを言えば、このニョッキは小麦粉が少し多かったような気がします。
でも、かなり塩味控えめの味付けで、それだけにベーコンの役目がはっきりとしていて、よかったです。
量も丁度でした。
次はセコンドかと思いきや、義弟夫婦はさすが一人娘の為、
奮発して、2つ目のプリーモ。
ラディッキオのパスティッチョ(ラザーニャ)でした。
普通ラディッキオのラザーニャに、お肉は入れないのですが、
ミンチ肉が入っていました。
ここでも好みを言わせてもらうと、ホワイトソースが多すぎたな・・・。
ホワイトソースの少ないラザーニャってのは味気ないものですが、多すぎるのもダメですね。
それと、やっぱりお肉は余計かも。
どちらのプリーモも、一皿食べ終わった後、給仕さんが大皿に入ったものを持ってきて
一人一人にお代りをきいて回ります。
こういう大勢での会の場合は、プリーモなど、個数の決まっていないものなどは、多めに作るのでしょう、
『お代りいかが?』と訊かれることが多いのです。
でも、いくら美味しくても『SI=はい』と答えてはダメ!!
~ セコンド(第2の皿)へとつづくからです ~