そして男子ですよ、男子。

もうね、どきどきです。胸が痛いです。きっと会場のみんなもそう思ってたと思います。
別にね、心配で心配でって訳じゃないんですよ。
今年の大輔さんは、意味なく崩れる事はないってもう知ってますからね。

でも、そうじゃなくてね

勝たせてあげたかったんですよ、偉そうに聞こえるかもしれないけれど。

あんなに努力して取り戻したクワドとノーミスの演技がたったあれだけしか評価されなかったなんて、私にはやっぱりどんなに考えたって納得いかなかったんです。

だから、今期初めて「ああ、こうだったらPさんの上にいってたのに」というのが無く終われたSPで、Pさんをリードしての折り返し。

絶対勝たせる!勝たせてみせる!という強い意志の元、
ここへ乗り込んで来たのですよ、私は。

まあ、でも全日本の件もあるので、「リメンバー全日本」で!

そして始まる男子です。

まずはロシアの若手さん。

★ザン・ブシュ君
えっと、曲がロック調のクラシックでした。斬新な…を目指して迷走しているロシアンクオリティ。普通にクラシックで滑ってもいいと思うの。
衣装とかプルさんっぽい感じ。やっぱり国内に凄く強い選手がいると引きずられるよね。
得点は119.59点、合計178.26点。

★マキシム・コフトン君
キスクラはモロゾフさんだったから、モロゾフっ子なのでしょうか。とんでも衣装でオースティン。
目が痛いっ! 曲とプログラムはこっちの方が今風。ロシアはなんか本当にトレンドに取り残されちゃった感があるなぁ(^^;)
得点は111.53点、合計172.46点。

★パオロ・バッキーニさん
大輔さんの道をYouTubeで何度も見て感動したって、公式の電波に乗せちゃった人登場~。
相変わらず彼の軸ぶれジャンプは怖い。衣装と雰囲気は良かったんだけど流石にこうジャンプミスっちゃうとどんなのが完成か分からないからなぁ。
得点は111.59点、合計173.85点

★サミュエル・コンテスティさん
イタリアンが二人続きます。できれば、もうちょっと頑張ってイタリアンの順位を挙げて欲しかった。世選の好演技ならず。でもこのプログラムは本当に素敵。やはり奥様の振り付けがあってるんだね。
冒頭のアクセルは凄く素敵でした!おつかれさま!
フリーの得点は136.62点、合計210.00点

★小塚崇彦さん
注意!今日は味噌煮込みうどん食べてないからね≧(´▽`)≦
うーん、最後まで私にはどうしてもナウシカのプログラムは好きになれなかったなぁ。どうしてもやっぱりアニメの印象が強すぎるのですよね。アニオタでどうしてもコレで滑りたかった!って気概で作ったもんなら、もっと作品寄りになるだろうし。アニメのナウシカ大好きなので、ぶっちゃけると「なんでナウシカだったのか」という必然性を感じなかった。
そして、去年のような研ぎすまされた練習に裏打ちされた技術の迫力もなかった。
でも、気力だけはあったような気がします。おつかれさま。色々君も大変だったろう。
ほんとうに、大輔さんはうっかり負けてはいけない人なんだよなぁ~って思った今年の崇彦さんでした。
得点は151.69点、合計225.30点

★アダム・リッポンくん
この衣装、生でみたらマジ裸…(^▽^;) いっそ蔦とか巻いちゃえばいいのに。
リッポンさんといえば、リンク半周を使ったアクセルの助走と両手を伸ばして跳ぶルッツが印象的なんですが、世選ではルッツもアクセルもやや駄目だったのが、この日ルッツは綺麗でした。
あの髪型でこの衣装だと、もう背中に羽生やして弓矢もっとくべきなレベル。有香さんとこで有意義に過ごし、来季はもっと頑張る事でしょう。
得点は147.80点、合計222.73点

(6分間練習)

もはや、心臓は早鐘をうつ如く。握りしめた日本国旗とD1skタオル。
がんばれ!大輔さん!神様!どうか大輔さんをお守りください!

コールされる大輔さんの名前!叫べ!!!!!

悲鳴の様な歓声。ああ、みんな気持ちは一緒だ。(もうここでかなりヒートアップ)

絶対に、絶対に、絶対に勝たせてみせる ここで存在をアピールできなくて何のデーオタか

というわけで、私の周囲を含めて絶叫。


調子は…あんまり良くないかもしれない。クワドが決まらない。でも他のジャンプは問題なさそう。でも、ここでクワドが決まらなかったら、またまぐれ呼ばわりされる。
それは絶対に嫌!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

と思いながら、はけていく大輔さんを見守りました。
私の席からはちょうど選手の入や出が見れたので、大輔さんの少し緊張した顔も見る事ができました。

スケートの神様、大輔さんをお守りください。
それから、無様なブーイングや嫌みな拍手がPさんの演技に起こりません様に(´・ω・`)

だって、来季のワールドはカナダ。ここで「ジャパンの客は最低。大輔きたら俺らもブーイングや」なんて思われたら、たまらんのですよ。ねえ、その辺分かっててやってるの?

それが、大輔さんの為になると思ったら大間違い。
お前らのやってるのはただの自己満足で、自分のため以外の何ものでもないと私は言いたい。


★ケビン・レイノルズくん
えっと、4Sと4Tと4Loでしたね(;´▽`A`` タカちゃん、これが別方向から攻めてる人の勇気だよ。
SSやPCSを捨ててるわけじゃもちろん無いだろうけど、果てのない戦いをしている選手ならケビンも一緒。私は彼の「ならば俺はこれを極めるぜ」という心意気がとても好き。中味は漢やけど、見た目は妖精みたいで、シャイなんだよね。そしておしゃれさん。別に北米の人がみんなああいうファッションじゃないのね…とファンミの写真をみてちょっとほっとした。
あと、ほっとワードが「クロノトリガー」で溢れていた。
フリーの得点は142.49点、合計221.31点

★フローラン・アモディオくん
会場の盛り上がりを上手に利用して自分のエネルギーに代えられる人。4Sは素晴らしかった。流石に疲れも見えたけど(かなりダンスでも応援してたしねww)、よい演技でした。
アモは色々プログラム言われるけど、もうあれじゃないかな。楽しかったらいいんじゃないかな、それわそれで。滑れるしリズム感いいからモロプロは惜しいんだけどね~
そしてリフトされるアモ、両手に花のモロ。
得点は156.49点、合計238.33点

★ブライアン・ジュベール(職業:勇者)
凄い人気(((( ;°Д°)))) ここはホームですかぁ?第二弾。ジュベファンって何で多いの?って帰ってから母上に聞かれたんだけど、な、なんでだろうね。でも何故か納得できるんだよ。勇者ジュベールって西岡さん言ってたけどさ、かっこいいんだよ。イケメンなのにイモっぽいところもいいんだよ。クワド大好きで、ステップスピン適当でもいいんだよ。なぜか「ジュベならばよし」と思わせる何かがあるんだよ。貴重な選手なんだよ。
そういえば、Jスポの解説で五十嵐さん、ジュベのスピン褒めてたな。だれかフラ語の字幕付けてプレゼントしてあげて~
キスクラでは不思議サングラスでご満悦。フランスチーム全員でポーズ。カッコいいww
得点は154.95点、合計239.64点

★ジェレミー・アボットさん
結局このプログラムの良さも最後まで分からなかった。たぶん、ハラハラしながら見るからだろうなぁ。あとアボットさんは色々と長いからよほど余裕のある振り付けやジャンプをしないとなんか危なっかしくみえるんだよな。ケビン君もだけどね。
あと、手足が長いと気の抜けたポーズをとると、すごくモタモタ見える。そう思えばライサは踊りが上手いわけじゃないけど、SPでもFSでも気を抜いた場面が無いんだよな。特に世界王者取ってからは。
やはりクワド1本組はジャンプはミスできても1本。厳しいなぁ…
得点は147.39点、合計234.37点

★Pさん
相変わらずクワドきれーーと思ったら、単独で激しく転ぶΣ(゚д゚;) びっくりした。
アクセルは綺麗に降りたなぁって思ってたら後で見たらダブるだった。
スピンステップは美麗。でもいつもより少し迫力ないかな。アランフェスの曲はPさんのグイングイン動く滑りによくあってると思う。ちょっとジャンプがシェイキーだったけど、まずまずの演技。
ちゃんと拍手も声援もあったし、カナダ国旗も振られていてほっとした。
後で聞いたところによると、Pさんがこけたところで、喜んでいた人も居るらしいけど、少ない事を願う。そういう念ってさ、跳ね返ってくるよ、自分の好きな選手にね。

ややお疲れモードのPさん。そういえば、Pさん大輔さんのホームでガチ試合するの初めてだよね。うん、このファンの圧力が大輔さんの力です。

やはりこの競技が「フィギュアスケート」と名前がついている限り、私はPさんの高得点が出るのは納得できるんだけどな。

得点は170.65点、合計260.46点

★高橋大輔さん

ブルースはこれで見納め。思えば最初のJOブルースも見ているのだ。色々あったなぁ…今期。とうとうクワド戻したなぁ。おめでとう、大輔さん。神様!大輔さんをお守りください(ここまで演技前)

始まった。やや緊張気味のクワド助走。スピード無いか…やばいか…もはや海外解説にも知られている例の腰の手を当てるタイミングから、ゆるゆると回って 跳躍!

お・り・た。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

完全に筋力ではなくタイミングで跳んでるな…じゃなかったらあんな助走で四回も回れるかい。
世界選手権から4本、全部入った!これでもまぐれだのなんだの言う奴は、ただのアンチなんでさくっと抹消さ!

3A 美麗 華麗 完璧 とりぷるあくせるってさ、ステップの一部だよね?みたいなー

3S 簡単。シングルジャンプのように跳ぶってどっかの解説で言われとったね。これで苦手とかミケティの3Tとか、スケーターの苦手意識ってよく分からないわぁ

コンビネーションスピン デーナツがドーナツじゃなくなって、はや半年。ジャンプしたからレベル4狙いだべ(と思ったら3だった件(^▽^;) 回転足りてないかな)

サーキュラーステップ これも見納め。来年からステップに形無くなっちゃうんだよね。大輔さんのサーキュラー大好きだった。動作の一つ一つに黄色い歓声。新しくなったソフト「うっ」ポーズから、横にすてっぷするとこ好き。

スピン いつもより回転少し遅いかも。でも、軸はしっかりしてるよ

後半の3A+3T でっかいジャンプ。後でプロトコルみて刺さっててびっくり。私のところからだと問題ないように見えたけど。ちょっと流れなかったかなぁ。ジャッジは結構マイナス付けてるからあそこからだと見えやすかったのかな。でも、観客のボルテージは上がりっ放し

3F+2T かるがるっ

3Loの前の手の振りカッコいい

観客を煽りつつ 3Lz+2T
3連続にしなかった。これは、後で考えると正解だったと思う。世選での敗因はジャンプのGOEの低さ。ここで3連にしてマイナスを貰って印象を悪くするのをさけ、次の3Fへの余裕を取り戻したんだと思う。
そこまで考えて、たぶん結構な時間を割いて取り戻した3連を諦められるところが大輔さんが大人なところだと思う。

くるくる3F 刺せるもんなら刺してみやがれというドヤ顔付きww。最早熱狂。

コレオステップ もうね

ここはライブ会場か?というくらいの絶叫。ぎゃああああああああって感じ
いけーーーー大輔ーーーーー魅せてくれーーーーーーーーーーー

けだるい曲に熱狂する悲鳴、涼しい顔で踊る大輔さん

シュール

揺れるD1skのタオル、わき起こる絶叫、歓声、歓声、歓声

演技終了前にスタンディングオベーション

立っても良いかな?とかそういう躊躇は一切なし
ここで立たずして何時立つんだ?

やりきったガッツポーズ
あっこさんの物まね付き

応援席にひときわ優雅で丁寧にお礼、そっっか海外の選手もスタオベしてたからかって後で分かった
嬉しそうな笑顔

モニターに大喜びの日本応援席
大輔さんの最後のポーズをみんなで振りまね

鳴り止まない拍手

ジャッジさん、いい点頂戴的な手拍子 容赦なく続く手拍子

ベシベしなんか凄い音するなって思ったら、鈴なりのキスクラの上
アメリカ、イタリア、フランスチームが上に乗っかって稲葉の物置状態。
それ100人載っても大丈夫じゃないから、気をつけてね的な心配をよそにお祭り騒ぎ

大輔さんを祝福する為に集まった別の国の最高峰の選手達

感動

スコア

182.72点のパーソナルベスト、合計276.72点

このくらいは出ると思ったよ、世選でね。だから、もっと出たって良かった筈だけど。

まあ、今期はこれで許したるわ的な安堵。

祭りが終わっちゃった事への気だるい溜息

おつかれさまーおつかれさまーおつかれさまー

途中何度も色々しゃべったお隣さんとにっこり笑顔
小塚さんに盛大に拍手と歓声を届けとばかりに叫んでいた反対側のお隣さんも笑顔

あーーーーーー 楽しかった
やっぱり高橋大輔の演技は

こうでなくっちゃね

全方位対話型スケーター 高橋大輔

ブルースは即興性のある音楽で、そのときそのときで演奏スタイルが変わる
だから、大輔さんは敢えてその時の大輔さんをダイレクトに見せてくれてた気がする

今日の大輔さんはちょっと疲れているけどシーズン最後に良い緊張感を保ち、戦うモチベーションもたっぷりあり、会場の雰囲気の良さに喜んでいる

今シーズン最高に解放された大輔さんだった

この場に居られた事に、この場にいさせてくれた会社の人たちにも
感謝します

デーオタで本当に良かった
大輔さんが、最後の最後でPさんの肩に手をかけたぞ。

ホームアドバンテージかもしれないけれど、それを言ったら世選以外は全部Pさんのホームじゃん。差し引いて考えないといけないって事を、私らも報道もすっかり忘れていたよね。

ああ、できれば、この点数をワールドで出して欲しかった。

大輔さん、おめでとう

サイコーにカッコいいよ


この後、大輔友達と落ち合って御飯。御飯中に二人とも片手にプロトコルで議論。

あーーーー刺さってる!レベル取れてないーーーー!
おーーーーーー加点すげえええええ

ぎゃーーーーー10点でてるううううううううう とかね

PCSはコレくらい出てもちっとも不思議じゃないと思うけどね。

まあ、とにかく、大輔さんはサイコーで素晴らしい一日だった。

あと、妹の家に行く電車まちがった( ̄_ ̄ i)