ロクサーヌ25をリピリピしていたのですが、
たまには違うのも見よっかなと思いまして、

では、西岡さんが言ってた2006年の全日本選手権のフリーを見よっか

と名古屋のファントムを見てきました。

大輔さん的にパーフェクトな演技。
私も、後で見て大興奮だった演技。

現地では「泣いているファンも居ます」(西岡談)
私だって、今あの感じなら泣いてたと思う。

で、演技なんですが、この頃、大輔さん的にはジャンプは飛べば必ず降りられるくらいの「妙な自信」みたいなのがあったようで、「ジャンプは気合い、今は気持ちが充実してる~」とか西岡たんに言われております。

で、何を言いたいのかと言うとですね、この頃の大輔さん、大輔さん的にキャリアの中で一番ジャンプが飛べていた感があるんだろうなって思うのですが、

い、今の方が綺麗とかどんだけ(((( ;°Д°))))

3-3の着氷とか、断然今の方が綺麗だし、そもそも姿勢が違う。
ジャンプの飛び方も、この頃だって十分助走が無いって思ってたけど、
今は無いというより、してないって感じ。

あの頃のあの演技が技術的にはベストだって感じで覚えてたんだけど、
何というか…大輔さんの底なしっぷりには心底びっくりしました。

それに、今は3Aのコンボは後半にもってきてるんですよね~
(その分、3連ジャンプ入ってるけど)

正直なところ、Pさんが普通に滑ってしまったら、大輔さんがパーフェクトに滑っても届かない。
何故ならやはりクワドを2回入れてるPさんの方がベースバリューが上だから。
他のどの選手が2本跳んで来ても勝てるだろうけど、PさんだけはPCSに差があんまり無い(むしろ少し負けてる)から、Pさんのミス待ちになってしまう。

今年のフリーにクワッドを2本入れる余地はないだろうなって私は思っているので、できたら3連は入れられる様になるといいんだけど、こればっかりは本人の「音が余ってないと嫌だ」という理屈があるので、カメさん来年はちゃんとそこも計って作ってね(;´▽`A``と言わざるを得ないのだけれど。

だから、BV的には6年前のこのプログラムと変わらないんだけどPCSは雲泥の差だから、点数はこれより数段上が出るのは分かるんだけど、何というか、もう1回会心の演技をして、ガッツポーズが見たいなって思った。
今年の大輔さんには、それくらいのご褒美を貰うだけの理由があると思う。

全力を尽くしてPさんに届かないのなら、それは仕方ないけれど、全力を尽くしてでっかいガッツポーズをする大輔さんを、私たちも見られたらいいなぁ…。

そんで西岡さんに

「泣いているファンも居ます」

ってまた言われたいものです。

取り留めない話になったけれど、まあ、あの名古屋のファントムよりえらい上手になってたのがびっくりした~という話でした。