えーーーと、ダイスキプロトコルさん比較大会ーーーーーーーっ
まぁ、地元大会で一杯出たかなとかどっかの誰かさんが謙遜しているのを良い事に
出過ぎ出過ぎいうて文句言ってる人も居るようです。
まぁ、私も冗談で「いやん、こんなに貰ってどうしよう」の意味の「出過ぎ」言う事もありますが、それはまぁ余裕発言から来ているわけでして、高く評価されている事が証明されただけだと思っております。
ただ、ステップ1個減って臨んだ去年のTESの低さに愕然とさせられた１年はなんだったのか。。。
色々要因はあると思うのですが（っていうかさーーー点高い高い言ってる人は去年の大輔さんと今年の大輔さん見てみたら良い。動画でも分かるくらい別人だからね）、まずはどこが伸びてるのかプロトコルさんで検証してみようかと思います。
本日はショートプログラム。
材料は
ちょい前まで大輔さんの最高得点だったバンクーバーのSP 90.25（TES 48.80 PCS 41.35）
去年要素がノーミスで入った唯一の四大陸SP 83.49（TES 42.35 PCS 41.14）
今年のNHK杯 90.43（TES 46.14 PCS 44.29）
でやってみようと思います。
まずはジャンプの要素です。
バンクーバー
3F+3T 9.50 +0.80 10.30
3A 8.20 +1.40 9.80
3Lz 6.00 +1.80 7.80
ジャンプの基礎点合計 23.7 加点合計 4 合計 27.7
四大陸
3F+3T 9.40 +1.30 10.70
3A 8.50 +1.70 10.21
3Lz 6.00 +0.80 6.80
ジャンプの基礎点合計 23.9 加点合計 3.8 合計 27.7
NHK杯
3F+3T 9.40 +1.60 11.00
3A 8.50 +2.14 10.64
3Lz 6.00 +1.40 7.40
ジャンプの基礎点合計 23.9 加点合計 5.14 合計 29.04
去年は3Lzや3Fに悪魔の印のeマークをまんべんなく付けられた所為で、加点があんまり貰えてなかったです。四大陸の選んでいるので点出てますが、実際のところコレ以外はぼろぼろです。今年はまたも加点が盛りだくさん。というか、バンクーバーの時より貰ってる。実際の所バンクーバーの時の3F+3Tは本田先生がハラハラしていた出来だった。厳し目のジャッジだったら刺さってたかも。今年は本当にジャンプのフリーレッグの処理が凄く綺麗になったのと、入りもだけど降りた後も工夫満載。特に3Lzはエッヂをちゃんと矯正してきた。元々Wrongエッジというより、ややフラットかもくらいだったので、気をつけてショートではさほど貰ってないんだけど、
今年は意識して跳んでいると思われます。減点要素の無いジャンプ。これは大きい。
お待たせしましたのスピン要素
バンクーバー
CCoSp4 3.50 +0.40
FSSp4 3.00 +0.30
CSSp4 3.00 +0.50
スピン基礎点合計 9.50 加点合計 1.2 合計 10.7
四大陸
FUSp4 2.90 +0.50
CCSp2 2.30 +0.14
CCoSp4 3.50 +0.50
スピン基礎点合計 8.70 加点合計 1.14 合計 9.84
NHK杯
FSSp4 3.00 +0.86
CCSp2 2.30 +0.57
CCoSp4 3.50 +1.07
スピン基礎点合計 8.8 加点合計 2.5 合計 11.3
ショートはキャメルがレベル2なのであんまり大差なく見えますが、加点がもう全然違います。笑えるレベルです。1点以上の加点をスピンで貰える大輔さんとか、スピンが見せ場の大輔さんとか、去年の私に「来年大輔さんはスピンでトレーシーに褒められるよ」とか言っても信じないと思う(-。－；)
CBCの動画を見てたら彼女はとても感じ入った様に「弱点を見据えて克服する努力をした」と言ってくれてます。外国の、それも最大のライバルである国の人がです。このスピンは極上だと言ってくれてます。オタの目線じゃないし、もちろん彼女には何の利害も無いんだよ。
次は問題のステップ
バンクーバー
SlSt4 3.90 +2.20
CiSt3 3.30 +1.10
ステップ基礎点合計 7.20 加点合計 3.30 合計 10.5
四大陸
SlSt3 3.30 +1.50
ステップ基礎点合計 3.30 加点合計 1.50 合計 4.80
NHK杯
SlSt4 3.90 +1.90
ステップ基礎点合計 3.90 加点合計 1.90 合計 5.80
1本減ってしまったので、レベル4でも点数的にはバンクーバーのほぼ半分です。9人いるジャッジのうち6人の+3を付けてもらってるレベル4のステップというのは、現時点ではほぼ満点に近い評価であるので、最高でもやはり1本減っているのは大きい。特に大輔さんは2本とも4を取れるだけの得意分野だっただけに、去年は凄い減点喰らってる気分でした。
TESの比較
バンクーバー 48.90 四大陸 42.35 NHK 46.14
バンクーバーと四大陸では減ったステップ分もろ喰らってる感じですが、NHK杯は持ち直しています。これはジャンプとスピンの加点で稼いでいるのです。真ん中のキャメルがせめてレベル3をコンスタントに取れる様になれば、しかも見せ場のスピンです。加点も貰える情感たっぷり音楽との調和ばっちりのスピンです。もっとこの差を縮められます。CCSp3の基礎点は2.80 CCSp4なら3.20。1点近く稼げる事になります。
減ったステップの分をジャンプとスピンのレベル向上でずいぶん取り戻しました。
次はPCSです。
バンクーバー
SS 9.00 8.00 9.00 8.00 9.00 8.25 8.25 8.00 8.50 ●8.30
TR 8.50 6.50 6.75 7.50 9.00 7.50 8.00 7.75 8.25 ●7.50
PE 9.00 8.50 8.75 7.75 9.50 8.50 8.75 8.25 8.50 ●8.55
CO 8.75 7.75 8.50 8.00 9.50 7.75 9.00 8.50 8.50 ●8.30
IN 9.00 8.50 9.50 8.00 9.75 8.25 9.25 8.50 8.75 ●8.70
合計 41.35
四大陸
SS 7.25 8.50 8.00 8.75 8.25 8.00 8.50 7.75 8.00 ●8.14
TR 7.50 8.00 7.75 8.50 8.00 8.00 8.50 7.00 7.75 ●7.93
PE 8.50 8.50 8.25 9.00 8.50 8.00 8.75 7.75 8.25 ●8.39
CO 7.50 8.50 8.25 8.75 8.25 8.00 8.75 8.00 7.50 ●8.18
IN 8.50 8.75 8.25 9.25 8.75 8.00 8.75 8.50 7.75 ●8.50
合計 41.14
NHK杯
SS 8.75 8.50 8.75 8.50 9.50 9.50 8.75 8.75 8.50 ●8.79
TR 8.50 8.00 8.50 8.50 9.25 9.25 8.50 8.50 8.25 ●8.57
PE 9.00 8.50 8.50 8.25 9.50 9.50 9.50 9.25 8.75 ●9.00
CO 9.00 8.25 8.50 8.50 9.50 9.25 9.25 8.75 9.00 ●8.89
IN 9.00 8.25 8.75 8.75 9.75 9.50 9.25 9.00 9.00 ● 9.04
合計 46.14
ここが評価の割れるところかもしれませんが、あのNHKの滑りは私が知ってる中でも別格だったように思います。生で見ている人はもっとそう思うんじゃないかなぁ。平均で5点近く上がっているということは各要素1点ずつ上がっていると大雑把にみると感じるという訳でして。スケートカナダが42.25点。ただし、スケートカナダとは別物になってましたね。
SSとTRの評価が上がってるのが地味に嬉しいですね。特にTRはなかなか上がらなかったのですが、あれ以上どうやってつなぎを入れるんやってくらい入ってますからね。
というわけで、ステップが減った分はジャンプとスピンの質の向上、それから本質的なスケーティングの向上で上がってきている訳です。
と私は思うのですけどね。ま、気に入らない人は何やっても気に入らないと思うので、無視しておけばいいんじゃね？と思います。
明日はフリーをやってみようかなと思います。
まぁ、地元大会で一杯出たかなとかどっかの誰かさんが謙遜しているのを良い事に
出過ぎ出過ぎいうて文句言ってる人も居るようです。
まぁ、私も冗談で「いやん、こんなに貰ってどうしよう」の意味の「出過ぎ」言う事もありますが、それはまぁ余裕発言から来ているわけでして、高く評価されている事が証明されただけだと思っております。
ただ、ステップ1個減って臨んだ去年のTESの低さに愕然とさせられた１年はなんだったのか。。。
色々要因はあると思うのですが（っていうかさーーー点高い高い言ってる人は去年の大輔さんと今年の大輔さん見てみたら良い。動画でも分かるくらい別人だからね）、まずはどこが伸びてるのかプロトコルさんで検証してみようかと思います。
本日はショートプログラム。
材料は
ちょい前まで大輔さんの最高得点だったバンクーバーのSP 90.25（TES 48.80 PCS 41.35）
去年要素がノーミスで入った唯一の四大陸SP 83.49（TES 42.35 PCS 41.14）
今年のNHK杯 90.43（TES 46.14 PCS 44.29）
でやってみようと思います。
まずはジャンプの要素です。
バンクーバー
3F+3T 9.50 +0.80 10.30
3A 8.20 +1.40 9.80
3Lz 6.00 +1.80 7.80
ジャンプの基礎点合計 23.7 加点合計 4 合計 27.7
四大陸
3F+3T 9.40 +1.30 10.70
3A 8.50 +1.70 10.21
3Lz 6.00 +0.80 6.80
ジャンプの基礎点合計 23.9 加点合計 3.8 合計 27.7
NHK杯
3F+3T 9.40 +1.60 11.00
3A 8.50 +2.14 10.64
3Lz 6.00 +1.40 7.40
ジャンプの基礎点合計 23.9 加点合計 5.14 合計 29.04
去年は3Lzや3Fに悪魔の印のeマークをまんべんなく付けられた所為で、加点があんまり貰えてなかったです。四大陸の選んでいるので点出てますが、実際のところコレ以外はぼろぼろです。今年はまたも加点が盛りだくさん。というか、バンクーバーの時より貰ってる。実際の所バンクーバーの時の3F+3Tは本田先生がハラハラしていた出来だった。厳し目のジャッジだったら刺さってたかも。今年は本当にジャンプのフリーレッグの処理が凄く綺麗になったのと、入りもだけど降りた後も工夫満載。特に3Lzはエッヂをちゃんと矯正してきた。元々Wrongエッジというより、ややフラットかもくらいだったので、気をつけてショートではさほど貰ってないんだけど、
今年は意識して跳んでいると思われます。減点要素の無いジャンプ。これは大きい。
お待たせしましたのスピン要素
バンクーバー
CCoSp4 3.50 +0.40
FSSp4 3.00 +0.30
CSSp4 3.00 +0.50
スピン基礎点合計 9.50 加点合計 1.2 合計 10.7
四大陸
FUSp4 2.90 +0.50
CCSp2 2.30 +0.14
CCoSp4 3.50 +0.50
スピン基礎点合計 8.70 加点合計 1.14 合計 9.84
NHK杯
FSSp4 3.00 +0.86
CCSp2 2.30 +0.57
CCoSp4 3.50 +1.07
スピン基礎点合計 8.8 加点合計 2.5 合計 11.3
ショートはキャメルがレベル2なのであんまり大差なく見えますが、加点がもう全然違います。笑えるレベルです。1点以上の加点をスピンで貰える大輔さんとか、スピンが見せ場の大輔さんとか、去年の私に「来年大輔さんはスピンでトレーシーに褒められるよ」とか言っても信じないと思う(-。－；)
CBCの動画を見てたら彼女はとても感じ入った様に「弱点を見据えて克服する努力をした」と言ってくれてます。外国の、それも最大のライバルである国の人がです。このスピンは極上だと言ってくれてます。オタの目線じゃないし、もちろん彼女には何の利害も無いんだよ。
次は問題のステップ
バンクーバー
SlSt4 3.90 +2.20
CiSt3 3.30 +1.10
ステップ基礎点合計 7.20 加点合計 3.30 合計 10.5
四大陸
SlSt3 3.30 +1.50
ステップ基礎点合計 3.30 加点合計 1.50 合計 4.80
NHK杯
SlSt4 3.90 +1.90
ステップ基礎点合計 3.90 加点合計 1.90 合計 5.80
1本減ってしまったので、レベル4でも点数的にはバンクーバーのほぼ半分です。9人いるジャッジのうち6人の+3を付けてもらってるレベル4のステップというのは、現時点ではほぼ満点に近い評価であるので、最高でもやはり1本減っているのは大きい。特に大輔さんは2本とも4を取れるだけの得意分野だっただけに、去年は凄い減点喰らってる気分でした。
TESの比較
バンクーバー 48.90 四大陸 42.35 NHK 46.14
バンクーバーと四大陸では減ったステップ分もろ喰らってる感じですが、NHK杯は持ち直しています。これはジャンプとスピンの加点で稼いでいるのです。真ん中のキャメルがせめてレベル3をコンスタントに取れる様になれば、しかも見せ場のスピンです。加点も貰える情感たっぷり音楽との調和ばっちりのスピンです。もっとこの差を縮められます。CCSp3の基礎点は2.80 CCSp4なら3.20。1点近く稼げる事になります。
減ったステップの分をジャンプとスピンのレベル向上でずいぶん取り戻しました。
次はPCSです。
バンクーバー
SS 9.00 8.00 9.00 8.00 9.00 8.25 8.25 8.00 8.50 ●8.30
TR 8.50 6.50 6.75 7.50 9.00 7.50 8.00 7.75 8.25 ●7.50
PE 9.00 8.50 8.75 7.75 9.50 8.50 8.75 8.25 8.50 ●8.55
CO 8.75 7.75 8.50 8.00 9.50 7.75 9.00 8.50 8.50 ●8.30
IN 9.00 8.50 9.50 8.00 9.75 8.25 9.25 8.50 8.75 ●8.70
合計 41.35
四大陸
SS 7.25 8.50 8.00 8.75 8.25 8.00 8.50 7.75 8.00 ●8.14
TR 7.50 8.00 7.75 8.50 8.00 8.00 8.50 7.00 7.75 ●7.93
PE 8.50 8.50 8.25 9.00 8.50 8.00 8.75 7.75 8.25 ●8.39
CO 7.50 8.50 8.25 8.75 8.25 8.00 8.75 8.00 7.50 ●8.18
IN 8.50 8.75 8.25 9.25 8.75 8.00 8.75 8.50 7.75 ●8.50
合計 41.14
NHK杯
SS 8.75 8.50 8.75 8.50 9.50 9.50 8.75 8.75 8.50 ●8.79
TR 8.50 8.00 8.50 8.50 9.25 9.25 8.50 8.50 8.25 ●8.57
PE 9.00 8.50 8.50 8.25 9.50 9.50 9.50 9.25 8.75 ●9.00
CO 9.00 8.25 8.50 8.50 9.50 9.25 9.25 8.75 9.00 ●8.89
IN 9.00 8.25 8.75 8.75 9.75 9.50 9.25 9.00 9.00 ● 9.04
合計 46.14
ここが評価の割れるところかもしれませんが、あのNHKの滑りは私が知ってる中でも別格だったように思います。生で見ている人はもっとそう思うんじゃないかなぁ。平均で5点近く上がっているということは各要素1点ずつ上がっていると大雑把にみると感じるという訳でして。スケートカナダが42.25点。ただし、スケートカナダとは別物になってましたね。
SSとTRの評価が上がってるのが地味に嬉しいですね。特にTRはなかなか上がらなかったのですが、あれ以上どうやってつなぎを入れるんやってくらい入ってますからね。
というわけで、ステップが減った分はジャンプとスピンの質の向上、それから本質的なスケーティングの向上で上がってきている訳です。
と私は思うのですけどね。ま、気に入らない人は何やっても気に入らないと思うので、無視しておけばいいんじゃね？と思います。
明日はフリーをやってみようかなと思います。