スケアメのフリーです。

速報というか簡潔結果

1.ミハル
2.ケビン
3.小塚さん

(;´▽`A``
真ん中の人が異彩を放っておられますが、
取り敢えず初戦でだいたいの傾向を分析してみよっかなぁと思います。


詳細感想(滑走順)

●サミュエル・コンテスティ氏
全てのコンビネーションジャンプを後半にもってくる事で四回転のない分の得点差を少しでも縮めようという作戦。3Aを2回跳んでいるので、後半のどっかに3Lzか3Fを持ってきたい所です。でも、このプログラムはとても良いプログラム。ただテレビ画面で見ていると衣装のボーダーがモアレってハレーションっぽくて目が痛かったけど。お洒落ですね。ラビアンローズ。


●ダグラス・ラザーノくん
エヴァンが欠席のため、急遽出場が決まった地元スケーター。あんまり詳しくないので初見でした。
非常に綺麗なプログラム。GOEのマイナスがなんと前半の3Lzに1人だけという快挙です。
3A2回、3T2回の構成。4回転の3-3がないので派手さはないですが、ダークホース的存在でした。
なんか、地味だけど、上手だったよ!


●フローラン・アモディオくん
フリーがばらんばらんになってるんだけど、大丈夫なんかい、モロ蔵よ。元々曲とかめちゃくちゃだし、やりたいとこだけ繋ぎましたみたいだけど、それどうなんって感じだし。
コレオステップの前、すごい空いてたけどあれ、振り付けなん?どうなん?プロトコルを見る迄もなくぼこぼこです。次戦までに建て直せるのか?あと今日COI見て分かったんやけど、あれSPやん!EXちゃんと作ってるか!ヽ(`Д´)ノ


●アーミン・マーバヌーザデーくん

キルビルだけにキリングされてしまいましたが…(w_-;
コンビネーションが1回しか無かったので、得点が大幅に足りません。あとはマイナス喰らったのと転倒が響きました。プログラムはかっこよいっぽいのでがんばー


●デニス・テンくん
今日の「前半はすばらしかったで賞」を捧げます。
でも、素敵プログラムです。流石ローリー。後半開始早々3Aを含む3連を予定していたのが入らなくてずるずるいってしまいました。4回転も刺さってますね。あと地味にスピンのレベルが3が二つ。4が一つ。あと後半の3Lzが2Lzになったり。でも、これの完成形をまったり待つよ!


●リチャード・ドーンブッシュくん
カッコいいプログラムです。ランビを彷彿とさせる4回転の根性降りでした。ちゃんと回りきっているのでGOE減点だけですが、いかんせん3Aに足を引っ張られました。相変わらずスピンは美しいです。あとFにe貰っちゃってます。エッジエラーはほんとにスケーター泣かせだぜよ・°・(ノД`)・°・
また素敵カウボーイ見せてね!


●ケビン・ヴァンデルペレン大王
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
今日の頑張ったで賞、今日の俺のクワドは世界一賞、今日の嫁へのコールは試合中賞
を捧げます。
よ!ベテランの星!!29歳でもさ、これだけ進化できるんだぜ!と見せてくれる。
あんたわ男だ!男だよ!!コンテと同じく全てのコンビネーションを後半に持って来てますが
彼と差を付けたのは、持って来たコンビネーションの得点差でしょう。何コレ。
3S+3T+3T これだけで14.54点稼いじゃったよ。真ん中でやった3Lzが2Lzになったのが惜しかった。
3Tを2回やってるのでアクセルか3Lzを2回にしたいところ、アクセルはたぶんあんまり得意じゃないので3Lzを選んだ模様。残念。シーズン終盤には跳んでくれるかな。
とにかく、

今日のMVP

フリー1位です
むねあつ



●村上大介くん

3-3と4Sの失敗からずるずるいってしまった。後述するつもりですが、目の前に表彰台がコンマ差である。しかも、世界選手権2位の選手を追い越せるかもしれない。ただでさえ熾烈な日本男子の競争を勝ち抜き、世界選手権に出る為にはそれくらいのインパクトが必要なのは、彼は重々承知していたでしょう。しかも、彼のGPSのエントリーはこの試合だけ。うーん。。。分かっちゃいるけど辛いです。
村デーも3Lzにeもらちゃってます。もうっ


●小塚崇彦さん
うーん。。。コスチュームの後ろ閉じちゃだめ?とか、青い衣装でどうだろう?とかいう気分になるのは私はナウシカ世代だからでしょうか。全日本の会場で鼻歌歌いそう。。。
崇彦さんも3Fにeもらちゃってますね(´_`。) e嫌いになりそうだよ。大輔さんがんばー。
前半の3Lzの転倒とかまじでびっくりしたし。でも、よく見るとやはり凄いのはスピン。全部レベル4ですね。流石。小塚さんはNHK杯頑張らないとファイナル出られなくなっちゃうので、全力で来るでしょう。ううう、怖い人が怖い状況になっちゃったよう・°・(ノД`)・°・


●ミハル・ブレジナくん
賛否両論あるでしょうが、クワドレスで優勝となりました。止めたのはコーチだそうで、本人は納得いかなかったのか、後半崩れてしまいました。IFは意味の無い事ですが、もし、四回転を跳んでいて成功していたら…その後勢いづいて良い演技ができたかもしれない。失敗していたら、2位だったかもしれない。初のタイトルです。コーチ陣はとらせたかったでしょうし、私はその判断を攻められないと思うんですが。そもそも、ちょっと前まで当たり前の戦法だったじゃん。そんな場合でも跳んでいたのは大輔さんくらいなんだよ。。。これってあれだね、ミハルが、大輔さんがっていうより
歌子△
って事か。そういう事か。女は強い。でもこのプログラムはとても素敵(^~^)亀さんの振り付けはなかなか完成形を見られないけど、頑張ってね!あと2戦あるから、次回は跳んでくるかもね。


◇終わって気がついた今期の傾向

その1
フラットエッジは死滅させる覚悟ですが、何か? Byジャッジ
3Lzと3Fに吹き荒れたe判定。昨日はLzに貰っていて今日はFかよ!とか、私にはよく分からないような微妙な感じのまで取ってるような気がします。来週のスケカナでもこの傾向が続くようならこれは今期のジャッジで統一された見解だという事でしょう。今頃、各国スケーターに大号令かかってるかもしれませんね。大輔さんは去年やられたから
私たち
もう慣れたよ(´∀`)
JOではかなり意識してエッジ使ってたよ!頑張って!!


その2
SPの貯金は大事だよ!
もう何年もこの傾向が続いています。例外は去年の女子シングルくらいでしょう。
この試合もミハルの逃げ切り勝ちでした。やはり8点も差がつくと無理をする必要がない。
後から滑る方に戦術的有利が有りすぎるのでは…という気もします。
ま、でもSPで貯金を作れるように構成を練ってくるのも作戦ですから!


その3
四回転は完璧に跳べてこその武器である

ただし、他もある程度ないと辛い
ケビンはフリーのTESはぶっちぎりですが、1位に届きませんでした。なぜならPCSが哀しいくらい少ないからです。だから、今一な出来だった小塚くんと1点も差がありません。トホホ。でもケビンのショートはノーミスだったし、出来は彼比で凄く良かった。全てのエレメンツを点数化し、それを基準に採点をしている。スケーティングが大事だという事も、百も承知で思ったけど、印象的にはスケアメのチャンプはケビンだった。どれほどの努力をしたのか想像せずにはいられないよ。
来週怖いよ、、、申し訳ないけど警戒してなかったよ…大輔さん、ファイトー


その4
世界選手権2位の小塚選手の不調の功罪
うーん…JOからどうも去年の「点取りますが、何か?」というしれっとした迫力が感じられないのですが、なんで?去年我々大輔ファンを奈落の底に突き落としたあの「TESとはこう取るのだよ」というくらいの自信満々さが抜けているのですが。いや、有り難いんだけど、こう…何というか。
ここですぱっと良い演技をしてもらってですね、NHK杯は油断してもらえたら良かったんだけどな(←駄目な大人)小塚くん、頑張っちゃう…よね…(((( ;°Д°))))
いやーん。

とか言ってる場合じゃなくてですね。SPの結果、小塚君があまりにも低迷してしまった為に自爆した人がいます。村上大介くん。村上くんのところでも書いたけどね。何というかやりきれない結果になったなぁ。。。同じく、ドーンブッシュ君も、かもしれない。あの、小塚選手を打ち負かせるという誘惑。実は同じ立場の人が居たのですが、その人は本当にそれをやってしまったのです。ケビンさんです。
目の前に美味しそうな人参がぶら下がっていても焦らず自分に出来る精一杯の事をした。それがよく分かる演技でした。カッコいいぜ。
どんなにノーミスでも勝てないとか、どれほど凄いジャンプを跳んでも負けるとかさ、そういう競技だって百も承知だし、嫌なら辞めたらって事なんだろうけど、焦らず自分のできる範囲を上げてきた彼はとてもアスリートとして立派だし、この状況をコントロールしきったところに彼のベテランとしての経験値があると思う。怖い選手になったなぁ。。。

まぁ、それでも、小塚氏はフリーは2位です。念願のステップでのレベル4も取れています。「自分が魅せたところは評価してもらえたので」としれっと答えているインタビューは去年の四大陸を思い出して、大輔ファンをひやりとさせてくれましたね。

来週はいよいよスケカナですね。。。うふふ…うふふふ

今からおえってなる(;´▽`A``
まだ早い?