こんばんは。
今日は、
「女性は話し方で9割変わる」
という本をご紹介します。
“日本人らしさ”を軸に、こんな女性がいたらいいなという中身が詰まった一冊です。
本の中で印象に残った言葉は、
『言い争いは、たいていの場合、相手を理解していないために起きる。理解するためには、相手から話を聞くのが一番である』
です。
人の心というものは、意外と簡単に傷ついてしまうものです。
何気ない振る舞いによって傷つくものだからこそ、注意して傷つけないようにすることで他の人よりも良い印象が与えられる。
悪い言葉を使えば、その場の空気はどんどん悪化してしまう。そうならないようにするためにも、使う言葉を考えることは有効であると思います。
そうするためには、いくつかのポイントがあります。
まず、会話の中のちょっとしたひと言に、思いやりをさり気なく込める。
言われた者の心に残るだけでなく、話してを輝かせるように。
そして、「あなたのために」ではなく、「あなたが頼り」という。
こう言われると「それなら」と人はやる気になる。説明上手な人は、聡明なのはもちろんですが、美しく見えます。
さらに、褒める時は相手が褒めてほしいところを褒める。ということを意識する。
本のタイトルに、「女性の」と書いてあるけれど、筆者は男性です。
男性が使ってもらいたい話し方なのかな、と思いました。
この本を読まなくても知ってること、わかっている当たり前の事も書かれていました。
ですが、それができているかと言われるとできていなかったのだなぁと改めて感じました。
言葉の力は普段使っているからこそ、気づかないものですが、相手を勇気づけることも、傷つけることも簡単なんだと思います。
だからこそ、適切な言葉を選び、気持ちのいいお話が出来るようにならなければいけないと感じました。
気になる方は、ぜひ読んでみて下さい。