陶芸教室 東京 国立けんぼう窯 登り窯に向けてロクロに集中 | 国立けんぼう窯のブログ

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東京都国立市中1-9-4


昨日は電動ロクロの集中講座を開催しました。
今回のテーマは、いよいよ4月に迫った春の登り窯で焼成する作品を一日集中して作ることでした。
今回使用した粘土は、日本を代表する岡山県の備前焼きの粘土と、滋賀県の信楽焼き粘土の2種類でした。

集中講座では、先ずはじめに、使用する粘土の特徴について簡単に勉強した後、いろいろな形の作り方と、制作についての注意点などを知っていただき、その後は昼食を挟んでひたすら完成まで電動ロクロに集中していただきました。

通常の教室は、一回2時間半ですが、この集中講座では5~6時間はじっくりと制作に取り組んでいただくことになりますので、苦手な箇所を何回も反復練習することができるのがメリットといえます。
特に、電動ロクロは基本的には職人仕事ですから、とにかく繰り返し練習することが一番の近道といえますね。

写真は今回の力作の一部です。黒っぽいのが備前の粘土、白っぽいのが信楽の粘土で作られた作品です。

4月の登り窯焼成では、果たしてどんな色合いに焼きあがってくれるのでしょうか。

今回の参加者は18名、皆様どうもお疲れ様でした