少し冷たいチキンスープ | Manga●製作所

少し冷たいチキンスープ

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「別れがこんなに辛いと知ってたら会う事を拒否出来たんだボクは。」


私の頭の中には物心ついた時には自分もいつか死んじゃうんだなって悩みがあった。

そのあまりに漠然としつつ大きな悩みのせいで
引っ越して友達と別れる時もぼーっと感覚麻痺してたし、

友人が交通事故にあった時も折り鶴をおりながら引っ越しの時と同じ様にぼーっとしてた。

犬が貰われて行ってしまう時も形だけ犬の名前を呼びながらぼーっとしてて

父がいなくなる時も背中をみてぼーっとしてた。

だからそんな私が初めて別れの辛さを知ったのはある事件の時、
自分から消える立場の時、
ようやく気が付いたかもしれない。

相手の悲しむ顔や
今までの私に対する気持ちやひとつひとつ去り際にもらって…
全面協力してくれる二度と会わないだろう人たちの顔を見て…

その時、後悔やいろんな感情がやっと生まれたと思う。

そして涙を流す人の気持ちを理解した。


感情っていうがあると知って以来、別れはすごく困難になった。

なのに私は出会いと別れを繰り返した。

「別れがこんなに辛いと知ってたら会う事を拒否出来たんだボクは。」

…などと悲観的な生き方を選びたかった時期もあった

「悪い女だな。」

そう言ったあなたの目を私は見ることが出来なかった。

「別れはめちゃ悲しいけどオレは嫌いじゃないんよ?」

そぅ言った彼の涙を信じれなかった。

困難な別れを繰り返して時には自分の中の鬼に心底辟易しながら。
なんで出会うんだって悩みながら気が付いた

私には別れをきちんと言えるだけの付き合いがあったから。

確かにそこにあったから。

あの犬だってぼーっとみてたけど、玄関先で消えてくトラックをひじを突いて見てた光景を覚えてるって事はなんか印象的だから覚えてるんだ。

一緒にきちんといた時期を経て離れてく事が辛くないわけなく、
しかし時として決断しなきゃいけない時がある…


罪悪感と後悔が付きまとう別れを真実を知りながらも決断した君へ。

私もやっと長年のぼーっとしてた所から抜けた時に感じた後悔や罪悪感を初めてはどうしていいかわかりませんでした。

だけど…

たくさん自分を責めて下さい。

そしてたくさん幸せを願って下さい。

無駄なあがきをしてあげてください。

別れた相手にそれは伝わる訳がないけど
また別れがやって来ないという保証も人生にはないけど、

たしかにあった時間の為に苦しむのは感情がある思いやりのある人としていい部分じゃないかなぁって私は思えるんだ。

あの頃のぼーっとしてる私より痛い事たくさん増えたけど
だけど、今の方が全然いいかな。私は…

私も乾ききらない生傷を未だに抱えてるけど、
酷い女だと自分でがっかりしてるけど、

きっと出会いと別れは止められないと思う。

後悔と罪悪感に縛られて生きるほど優しくない自分と
できる限りみんなハッピーになったらなと偽善者の自分。

ぼーっとする代わりにいろいろ悩んで生きてるみたい。

なんか支離滅裂だけど…
罪悪感と後悔の分だけ
私は私とまわりの人たちと幸せに笑いあいたい

…と、夢見てます