おかえりーディジュ吹きの少年 | Manga●製作所

おかえりーディジュ吹きの少年


Manga●製作所-ディジュリデゥ

<ディジュリデゥ>って言っても中々知らないヒトも多いと思ぅ。
アボリジニの楽器で、世界最古の楽器ともいえます。

長い筒を吹くだけで、すごい不思議な音を出します。

そんなディジュを教えてくれた少年から2年ぶりに連絡がありました!
ちょーーームカつく奴だったけどなつっこくてよく遊びに来ては、
スピリチュアルな話をしてとせがみ、近所の公園や喫茶店で
チョコレートを食べながらいろんな話をした2年前。
弟ができたみたいで楽しかったな。

…最後オーストラリアに旅立つ前に大喧嘩したけど。ww
罪を知らない子だったから。
ディズニーランドを信じてる子だったから。
世界中の人をがんばれば幸せにできると思ってた子だったから。

あれから2年。電話先でこんな事言ってた。

「ねぇ、人生って辛いんやね?それを知ってしまって自分の事考えて…沖縄で出会った人とか
いろんな人と会ったから、今は肉とか魚とかよう食べなくなった。
そして、皆に謝罪を込めて今は吹いてる。 自分がコレを吹く意味をだんだん知ってきたんよ。」

バカな子だよ。 
たしかに23歳の時、君はすべてがバラ色で人生楽しくない奴が信じれんと言っていた。
それは若さゆえの特権だと思うからいい事だとも思う。
そしてついに気が付いてしまったんだね。人生が辛いって。

電話口で笑ってあげた。
「 謝って吹く楽器の音じゃないだろう? あれは大地の音だよ?人生が辛いって知って
そのソコから出るそれでも死ねない生命のエネルギーを人にあげる為に吹いたら?辛気臭い。
君ならできるんじゃない?」(何話しても一言多い私)

ディジュ吹きの…もう少年じゃないけど少年は
「暗くなんかないで?またライブやるから聞きに来て?」と言って電話を切った。

…だからお前は何処にいるんだよww

電話が来たって事は近くに来てるんだろうな^^

言えば ただの筒を吹くだけのこのディジュは演奏者も楽器にならなくては音がならない。
その音は地面から沸きあがるような…悲しみであり、強さがある様な音だ。

人間でいることに悩んでた少年が、楽器になりたいって選んだ楽器。

今はどんな音を出すようになったんだろうね。