雨の降る気配どころか、あまりの日差しに肌が焼けてしまいました。そんな天気の中を次なる目的地に向かいます。
横浜と言えば、中華街です。遊ぶときはとことん遊ぶ。そして喰う。
ちょっと遅い昼食、ちょっと早い夕食、そんな微妙な時間になってしまいましたけど、移動開始です。
電車の中でまったりしたら、忘れていた疲れが襲ってきてオクタマは電池が切れていることを思い出してしまったようです。
途切れそうな意識を繋ぎながら、なんとか中華街に到着しました。
休みの昼間の喧噪の中、目的の「横浜大飯店」に到着しました。しかし、1時間半待ちということなので、予約を入れて街の散策に出かけます。
元気に歩き回るも、やっぱり電池が切れていたオクタマは公園を見つけて休憩です。腰を下ろすと立ち上がれなくなってしまいます。
「立て、立つんだオクタマ、まだ先はあるんだぞ!!」
歩き始めたオクタマの目の前にお寺が見えました。三国志でおなじみの関羽が祭られているそうで、お参りすることにします。
沢山の参拝客に混じりいつになく真剣なオクタマから並々ならぬものを感じてしまいました。
遊びの中でも自分の目指すものを忘れていない、オクタマは成長したんですね。旦那タマはうれしいよ、と、その姿を見守るのでした。
そして、事件は起こるのです。
私は自他共に認める方向音痴です。方向感覚はないですけど、一度行った所はよほどの事がなければ忘れません。
私を馬鹿にしていたオクタマは方向感覚はあるらしいですけど、記憶力が乏しい?行動の意識がなさ過ぎです。
自分が何処にいるのかも分からない状態で戸惑っています。まだ、時間に余裕があったので、オクタマに任せることにして楽しんでしまいました。
□夫婦キャッチ
旦那タマ「迷子の迷子のオクタマ君、あなたの目的何処ですか?(犬のおまわりさんで)」
オクタマ「変な歌、歌わない!!」
街角で風に揺れていたTシャツの「ドS」が洒落になりませんね。
本能の赴くままに歩き、何処をどう歩いたかは考えていない。そんなオクタマに指を指しながら教えていきます。
「この店は覚えてる?」、「ここを曲がったよね、分かる?」・・・カ、イ、カ、ン。ちょっと意地悪でしたね。
適度に歩き回って、美味しそうな匂いで胃袋の準備も万端になり、店に舞い戻ってきました。
メニューを眺め、作戦を立てながら呼ばれるのを待ちます。通されたのは3階でした、静かで落ち着いた雰囲気がいいですね。
完全オーダー制のバイキングなので、組み立てた作戦通りに注文をします。
前菜、スープ、点心などなど、メニューを厳選して頼みました。
「香港風フカヒレのスープ」、「フカヒレまん」、「フカヒレ餃子」・・・フカヒレを中心に!?貧乏性丸出しですね。
とりあえず、フカヒレというキーワード検索にかかったものを厳選してみました。一番美味しかったのは餃子でした。味が濃厚で、食感が良くて食べてる感があります。
大体、一皿二人前だと言っていたけど、点心は3個入りなんですよね。もちろん、我が家ではオクタマが2,旦那タマが1です。
これはハンデということですね。
それでも、食が細いのでバイキングなのに思うように食べることができません。最低でも10皿は食べる!!という意気込みだったんですけど、微妙になってきました。
ペースを落としていこう!と心の中で作戦を立てていると「そろそろご飯もの行こう!!」とオクタマの元気な声です。
「ビーフンもあるんだね、でもチャーハンがいいな」もう、私には止めることはできません。
オクタマは「カシューナッツと鶏肉の炒め物」が大好きです。前に中華を食べに来たときも頼んでいました。
今回も大絶賛の味です。あまりのおいしさのあまり、アンケートにも書いていましたからね。褒めちぎりの感想がわざとらしいくらいに感じますけど、本人は至って真面目ですからね。
ここも少しだけ手をつけて、後はオクタマに任せます。当然のようにバクバク食べきるオクタマ、一緒でよかった。
最後にデザートを頼んだんだけど、ここの「アンニンソフト」が絶品です。最後に来て最高のデザートに出会ってしまいました。
ソフトクリームのバニラなんだけど、後味は杏仁豆腐です。とても濃厚だったので、食後にはちょっと重いですけど、是非食べたい一品です。
オクタマはデザートにも「中国風カステラ」を頼んでいます。何処までも炭水化物な人です。
あまりの出来事に写真を撮るのも忘れてしまいましたけど、大満足のバイキングでした。
目標の10皿は何とかクリアしたので、良しとします。それでも、食べ過ぎてしまいました。
帰りの足取りは重いです。久しぶりに満腹以上に食べてしまったようです。飲茶ということで、ジャスミン茶を飲み過ぎた事もあるのでしょうね。
飲んで食べて、歩くのも苦痛です。
□夫婦キャッチ
旦那タマ「オクタマ、腹がピンチですよ!?」
オクタマ「分かってるよ、うっさいよ!!」
油断して身体のラインが出てしまう服を着ていたオクタマのお腹は・・・これ以上は言えません。
腹ごなしに横浜で買い物をしようと思ったんですけど、それどころではないですね。予定していたものを買うだけで、さっさと帰ることにしました。
密度の濃い休日を過ごしました。結局、傘は家から駅に行く途中まで、小雨の5分を乗り切るだけで後は私の左腕をふさいでいたのでした。
帰り道では中秋の名月がぽっかりと浮かんでいました。
家に帰ると、根性でやることをやったオクタマはとっとと寝てしまい、お腹が苦しい私は眠気も飛んでしまいました。
夜中に大雨が降ってきて、何となく眺めていました。
「それでもお腹はこなれない」
ちょっと色々なものを詰め込みすぎてしまいましたね。
次回はもうちょっと加減して適度に楽しむことにします。

