家に帰るとオクタマの買い物がお届けされていました。
しかし、私が帰ってくるまで開けずに待っていたなんて、ちょっと嬉しいですね。
でも、その前に夕食です。何よりも食うことが最優先、帰りが遅かった事もあり、オクタマは飢えていました。
□夫婦キャッチ
オクタマ「お腹ペコペコです」
旦那タマ「ペコペコなんて表現、久しぶりに聞きましたよ」
私の着替えも待たずに食事の用意がされていきました。
食べている時のオクタマの幸せそうなこと、まぁ、気持ちは分からなくも無いですけどね。
このところ、暇さえあれば本を読んでいます。プラモデルも作っているけど、出張した時から、止まらなくなっていますね。
まずはこれです。
- 村上 春樹
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(下)」読了です。
大体のあらすじを知った状態での読み返しです。副読本で研究をした後だったこともあり、これはそういう複線だったのか、など、改めて知る事ができ、とても楽しめました。初めての本を読むときの「先が知りたいドキドキ感」とは別の、「これはこのための仕組みだったのか」という理解感とでもいいましょうか、気がつかなかったことに気がつけた、という満足感で満たされました。
村上春樹は癖になる。その通りですね。
と、その前に、出張中に一冊、別の本を読みました。
- 江國 香織
- 神様のボート
私にしては珍しく女性作家の小説です。考えてみれば、このところ女性作家の本なんて読んでいませんでした。
最初は、特殊な構成とその前に読んでいた村上春樹の世界とのギャップから、なかなか馴染めずに、楽しむ事ができませんでした。
しかし、読み進むうちにその世界に取り込まれてしまい、最後は一気に読みきってしまいました。
なんというか、これが小説のもつ魅力なんだな、と言うのを感じました。
読み返しとは違う、新鮮さに心を洗われ、気持ちいい状態で本命の「海辺のカフカ」にかかります。これも、2年くらい前に一回読んでおり、読み返しになります。
私が最初に読んだ村上春樹の小説がこの「海辺のカフカ」です。当時は、何も知らないのになんとなく手に取って読んでみたのですが、その魅力に取り付かれ、そこから村上春樹の小説の世界を2年近くも読み続け、研究をしてきたといっても過言ではないですね。
自分で書く物語にもずいぶんと影響を受け、村上春樹が影響を受けたという小説(「長いお別れ」や「グレートギャッツビー」など)も次々に読み、どういうところに影響を受け、どのように”小説”と言うものを考えるものかという事を学びました。
今まで、そんなことは考えた事もなく、ただ読んでいたのですけど、この頃は読書の仕方もずいぶんと変ってきた事を自覚しています。
少しは、大人の考えが出来るようになってきたのかも知れません。それほどに影響を受けているという事ですね。
単純なので、すぐに感化されてしまうというのが私の長所であり、短所でもあるということです。
今晩辺りに上巻が読み終わるので、そうとうなペースで読んでいます。読み始めると止まらなくなる、ほどほどに出来ないのも哀しい性格です。