飲み会のオクタマはご機嫌で御帰宅です。時間は1時半、ご苦労様です。3日ぶりのバイト、飲み会で話しまくってきたようですっかり機嫌がいいようで、ハイテンションに話しまくります。
私は静かに読書モードに入っていたので、適当にあしらっていたら、お風呂に入って寝てしまいました。
オクタマがいないときは一人趣味の時間、ということで、ようやく読み終わりました。
長かったです。一冊ごとも長かったけど、3巻ですからね。久しぶりに大作を読んだという感慨にふけっています。オクタマが帰ってきたときはクライマックスだったので、話している場合じゃなかったのですよ。そして、最後のまとめを読んで感想は・・・う~ん、なんともいえない。というところが正直なところです。
今までとかなり雰囲気が違っており、どうとらえていいのかか難しいです。考えてみると、私は村上春樹の読み方を間違えている人なので、そこら辺の訂正をしなければ繋がりを理解することが出来ないのです。
私が始めて読んだ村上春樹は「海辺のカフカ」でした。全く知らずに読んでしまったので、何だこれ?というのが正直なところでした。なんで、これが話題になるのか、この世界観は何だ?という衝撃を受けました。そして、もうちょっと読んでみないと分からないなぁということで次に読んだのが「羊をめぐる冒険 上、下」です。まったく何やってるんだか・・・。
最初に執筆された「羊男シリーズ」の最後から読んでしまったのです。その後、デビュー作「風の歌を聴け」を読んで、「あれ、これって『羊をめぐる冒険』の前の話かな?」なんて思ってましたからね。ここまで来てようやく、タイトル買いは駄目だ、順番に読まないと続いている話なんだ、ということに気がつきました。「村上春樹 イエローページ」を読んで、自分の読み方がなってないことを知り、最初から読み返したので、なんだかんだとこの2年くらいは村上春樹を読みふけっていることになります。
今更ながら思うのは、村上春樹が日本文学を変えたという意味です。確かに作品を読んでいると、とても読みやすく、情景を思い描きやすく、浸透してくる感じがして、「文学」という重厚なイメージをあまり感じません。
こういう文章なら自分でも書けるのではないかという錯覚を覚え、実際に書いてみましたけど、このリズム感と話の展開方法は真似することができません。知識が浅いから文章にも手抜き感みたいなものが出てしまうのかもしれません。明らかに勢いだけで書けるものではなく、考えても書く段階で変わってしまい、うまくまとまりません。
さらに、解説本などを読むほどに文章の持つ奥深さに気づかされ、それを意識して読み進めると、なるほどなぁと思うことが多くあります。そ言う言う意味では、私の読書に対する考え方をも変えた、非常に重要な作家ということになります。
仕事でプログラムを作っていても、よいものはシンプルで見やすく余計なものがない、なるべくしてなった形になります。試行錯誤しているときは、変なフラグやデバッグ用の記述が目立ち、それらを全て削除して残ったものはとても分かりやすいものです。
小説も同じで、試行錯誤している段階では回りくどく、自分に対する備忘録みたいなものや、文章を説明するための文章なども入っており、とても読むに耐えないものなんだと思います。これが、パソコン時代の執筆活動なんだと思っています。何せ、手で書くのに比べて、圧倒的に情報を埋め込むことができ、簡単に編集が出来てしまいますからね。
ひとつ確信したことは、「私はいつの日か、読む側から書く側になる」という思いでした。そのためにも沢山の本を読み、沢山の文章を書くことが必要だということです。
そんなことを考えながら、読後感に浸っていると、時間は2時を過ぎていました。明日も仕事なのに早く寝ないと仕事に差し支えてしまいます。
ベッドに向かうと、ど真ん中でオクタマが丸まって寝ています。いつものように横にどかして入り込んでも頭の中は今読み終わった小説のことと自分が考えている小説のことで一杯になってしまい、眠れないのでした。
□夫婦キャッチ
旦那タマ「オクタマ、朝だよ、起きて~」
オクタマ「・・・う~ん、起きる~・・・」
旦那タマ「お腹減ったよ、起きてよ~」
オクタマ「・・・う~ん、分かった~・・・」
旦那タマ「お腹、でてるよ~、オクタマ」
オクタマ「う~ん、ん!!」
体調が悪いのに酒飲んで二日酔い、どういうつもりなのか。それでも、朝は起こします。ご飯作って弁当も作ってもらいます。
不規則な生活で時間の感覚が麻痺しているオクタマには、このくらいのことをしないと普通の生活を送ることが出来なくなってしまうと思っているからです。これは愛情ですからね。
あまりに寝起きが悪いときは「怒り」のスイッチを入れることで目覚めさせると効果的です。お腹をさすりながら呪文を唱えます。
そして、私が出て行く準備をしていると、オクタマは寝る準備をしています。
□夫婦キャッチ
旦那タマ「なんだか、寝る気満々ですね」
オクタマ「寝ますから!!」
旦那タマ「休みだからと寝すぎるのは良くないですよ」
オクタマ「眠いですから!!」
聞く耳もたんですな。
23:00追加
写真が一枚しか載せられないオクタマの為に本日の頑張った夕食の写真を追加します。
マーボなす、白菜シュウマイ(シュウマイの皮を使わず、白菜の葉っぱであんを巻く、中華風ロールはくさいといった感じですね)、中華風ごまあえ、中華スープと盛りだくさんでした。休みの日のご飯はとっても豪華です。
「休みの日の夕食、豪華版」

