映画「トニー滝谷」を観た。以前借りたDVDの予告編で存在を知り、レンタルで置いてあるのを見つけて借りてきました。
- ジェネオン エンタテインメント
- トニー滝谷 プレミアム・エディション
イッセー尾形が主演で雰囲気が良かった・・・最初の印象はそれだけであったが、観てみてびっくり、エンディングのテロップを観て驚きの連続でした。
相手役は宮沢りえ、監督は市川準、音楽は坂本龍一、原作は村上春樹!?なんてことでしょう。すばらしい顔ぶれです。なぜ、これほどの作品をもっと宣伝しないのでしょうか(自分が知らなかっただけ?)
しかし、こうして無事に出会えたのですから、やはり運命なんでしょうね。いや、運命と言うより必然ですね。世の中に運命や偶然で片付くことなど、そうそうないはずですから。
独特の世界観、ナレーションから出演者に繋ぐ台詞回し、それなのに違和感無く受け入れられたのは、近頃、村上春樹がマイブームだったからでしょうね。
最初の出だしが私をとりこにしました。
「トニー滝谷の本当の名前は、本当にトニー滝谷だった」
私は話を書く時に最初と最後を特に気にかけています。この出だしは、インパクト抜群、一発で作品世界に入り込むことができました。
世界背景は戦争、ジャズなど村上ワールドが根底に持っているそのものです。話の展開も村上作品を映像化するのにこの手があったか!と思います。
カメラのパンによるシーンチェンジ、全体的に淡いトーンの絵作り、何よりも主人公の心情を仕種で表現する事ができるイッセー尾形が当たり役。彼以外にこの役は出来ないでしょう。村上作品の主人公を見事に表現しています。
この映像は私の中に深く刻まれ、今後、小説を読むときの想像にも影響を与えることになりそうです。
この作品のテーマは「孤独」と感じました。
人を愛することで自分を知り、妻を得ることで失うことに対する恐怖を知り、実際に失ったときに本当の悲しみを知る。
そのずべてに共通して存在するのが知ることによる「孤独」です。
ここで言う孤独とは、自分が一人でいるときにはまったく気が付きません。しかし、一度知ってしまうと失いたくない想いでいっぱいになります。
ここまでは今の自分と全く同じ境遇なので、とても理解できることです。私が映画を見ながら引き込まれたのは、このためかもしれません。
私も彼女と一緒になることで、今までの自分を振り返り「孤独」という意味を理解する事ができました。
当時の自分はそれほど感じていなかったけど、今なら分かります。そして、周りから自分がどう見られていたのかも始めて知りました。
村上春樹の「ノルウェイの森」を読み返しているときに「トニー谷崎」に出会う。
ショックが強すぎたようで心情的には、ちょっと危険な領域に踏み込みかけています。休みの日に浸りすぎてしまったかもしれません。
映画の影響からとてつもない不安に襲われ、彼女に対して冷たいとも取られる態度、言動で接してしまいました。自分の感情を抑えることが出来ず、自分の価値観のみを一方的に主張してしまうと言うのは良くないことと反省しています。
それほどまでの影響を受けてしまうほどの力がこの作品にはあり、改めて村上ワールドに浸りきっている自分を認識しました。
こうしてブログにまとめることでようやく心が落ち着いてきました。それほど刺激的な作品でした。
□彼彼キャッチ
彼女「本読むの?じゃ、ゲームでもしよ」
彼氏「そうしてください」
彼女「ぴこぴこぴこ・・・ぎゃぁ~」
彼氏「・・・向こうでやってください」
こんなに楽しんでいたゲーム機が・・・DS Liteが~
任天堂の修理センターは電話がまったく繋がらないので、ネットから修理予約を行いました。宅急便で本体を送ればいいそうなのですが、どうしたらいいのか?コンビニからのメール便でも大丈夫なのかな?
とりあえず、箱に入れて梱包して送ってみます。
まぁ、保証書もあるし、当然タダで修理と思っています。明日には送ります。