日本初

「日本で最初に麻雀漫画描いたの誰かしってる?」

いつものサークルのセバちゃんに訊いてみた。

 

「知らないはてなマーク。」

 

「つのだじろうさんだよ」

 

「え、あの百太郎のつのだ先生なの?

怖い麻雀漫画かな、

是非読んでみたい!

 

ということで、

セバちゃんがネットで購入した。

 

麻雀劇画

「發の罠」って作品だ。

セバちゃん曰く

「なかなか面白かった」とのこと、

 

実は、

自分もまだ読んだことなくて、

セバちゃんがに借りて読んでみた。

 

 

昭和44年

読後感であるが、

50歳を過ぎたおっさんには、

じんわりと、

しっくりと

馴染めた。

 

この漫画が発表されたのは、

昭和44年(1969年)11月だ。

 

自分がこの世に転生して

まだ数年の頃である。

 

この時代は当然、

携帯もネットもない。

 

記憶を探ってみると・・・・、

 

畳の上のちゃぶ台で

一家団欒の食卓。

一般庶民、平民のデフォ。

 

自分にとっての

 

一番のご馳走は

卵かけごはだった。

 

 

そんでもって、

雷親父がゴロゴロいた時代で

気に食わないことがあると、

必殺ちゃぶ台返しをする。

 

ちゃぶ台が割れて、

とりあえずの予備の台で

翌日夕飯を整えても、

またちゃぶ台返し。

 

母、娘の

「お父さんもうやめて・・・」

という声がこだまする。

 

地震、雷、火事、親父

と言われる所以である。

 

それほど

親父という生き物は怖かった。

 

それからそれから・・

 

白黒テレビがまだ残っていて、

 

冷蔵庫には冷凍庫がなかった。

 

 

この頃の家電は、

故障すると

空手チョップで叩いて

治すというのが当たり前であった。

昭和のガキは…|alakafer ( 2号 )のブログ|あら散歩 - みんカラ

 

クーラもなく、

夏の夜は蚊帳の中で

汗かきながら寝ていた。

 

それからそれから・・・・、

 

玄関を開けて外でると、

家の前の道は

まだ舗装されてなく、

雨が降ると当然水たまりが

至る所に出現した。

 

水洗便所はまだなくて、

汲み取り屋さんが定期的に

し尿処理にきていた。

 

そんな時代なので、

当然、自動卓はなく

手積みの時代の話である。

 

 

麻雀、以下様は技術

「發の罠」

主人公は雑誌の編集者である麻雀打ちの男。

 

そいつが、

クラブの女性と麻雀を打つことになり・・・・・・、

という話である。

 

興味深いのは、

洗牌から積込、すり替え等の

イカサマは、

技術として尊敬される類の

論調であることだ。

手積みの時代ってのは

やっぱ、

そうなんだよねぇ。

 

で、こっからが本題なんだが・・、

 

どういうことやねん!?

主人公の名は東田安弘、

アンコーと呼ばれている。

 

彼は思いにふける、

『俺は月給三万七千円のしがねえ雑誌の編集者だ・・・』

『しかし・・、麻雀のかせぎは時には月給の二ー三倍にもなる・・』

 

ふんふん・・・・たしか、

親父が「初任給は三万円だった。」と言ってたから

当時はこんなもんだろうなぁ。

 

37,000円+(37000円×3)=148,000円

が主人公のマックスの月収てことになる。

 

ふむふむ・・・・だが

、まてよ、

2000年当時の平均大卒初任給は、

確か20万円ぐらいだろ。

 

てことは、

1969年から2000年の31年間で、

大卒初任給は、6.6倍に増えてる。

 

一方で、

2024年の平均大卒初任給は22万6千円ぐらい。

(高卒は、18万9千円ぐらい。)

 

2000年から今迄の24年間で

大卒の初任給は2万6千円しか

上がっとらんことになる。

1.13倍である。

 

ちなみに1969年からの24年後

1993年の大卒平均初任給は19万円ほどなんで

1969年3万円として約6倍の増加率である。

 

大卒の初任給がこうなんで、

上級職、監督、管理職も

だいたい同じだろう。

 

日本人のほとんどはサラリーマンだから

その所得がこの24年間1.3倍ぐらいしか増えておらんのに、

その前の24年前からだと6倍だぞ。

 

これはどういうことやねん!?

 

 

つまり大まかに言うと、

戦後復興してから

昭和天皇が崩御するまでは、

国民平均所得は6倍に増えたってことや。

 

 

 

ところが、

平成に入ってから今迄

所得はほぼ変わっとらんということや。

 

 

その結果、

 

海外旅行、

例えば、

フランスの街角カフェで

朝食、

クロワッサンとジュースとサラダと

コーヒーなんちゃらで

1人5000円やで!

 

ハンガリー、スウェーデン行っても

食費は同じようなもんや。

 

 

家の近くの喫茶店のモーニング

まだ500円やで、

内容も悪くない。

 

日本よりも10倍物高いってことやん!!

 

アメリカ・ラスベガスで

ランチにハンバーガー+ETC.で

1人4000円ぐらいやった。!

 

こっちも、

日本のサラメシ外食ランチ1000円としたら

4倍は違う。!!

 

みんなだぁーい好き、漫☆画太郎先生~『珍遊記』観てきましたよ編~ – The used key is always bright. さん

 

ほんで、

円安いうことで、

日本の土地が海外勢に爆買いされておる。

 

 

これでいいのか??

 

なんもかんも政治が悪いと

嘆いていた麻雀打ちがいたが、

これってどういうことやねん!

政治家に官僚諸君。

 

裏金どうのこうの、

派閥がどうのこうの、

公共事業がどうのこうの、

まちづくりがどうのこうの

補助金・助成金がどうのこうの

 

そんなもん

正直

我々一般庶民はどうでもええんや。

 

先ずは、

潤わさんかいアセアセ

先ずは、我々庶民を豊かにせんかーい!!

 

 

 

 

「所得を倍増しますびっくりマーク

言うたらんかーい!

 

そしたら、

フリーのレートも

堂々と倍にしていけるやろ爆笑

 

(フリーのレートは実際下がっとるぞ)

 

まぁそやけど、見方としては、

所得何十年も変わらんのに、

安全と豊かさをこれほど

享受できる国はないから

ええ国やんって見方はできなくもないが、

現代は鎖国社会やないからな。

 

良いところ、弱いところは

攻められるのが世の常。

基本は弱肉強食社会である。

 

ということで、

社会も麻雀と同じやということやねニコ

 

てことで、

「發の罠」の内容は

買って読んでね。

または、サークルに来ると読めるよニコ

 

麻雀って面白いね爆笑