サークルでは16日に他流試合(大会)ということで、昨日から大会ルールで打つことになった。
聴牌親連荘ありの50分切り打ちだ。
勝敗はウマオカなしの順位点で決める。
ラス親の和了止めについては当日確かめるとのことだ。
別に特段変わったことないが、普段親連荘なしの八局麻雀を打っていると長く感じる。
『50分あれば十分だろ』って思っていたが、東4局で時間切れ終了卓もあったみたいだ。
鞍馬流曰く「このルール、北家損だよ」ってことだ。
「だって、親回ってこない場合あるよ」
さすが鞍馬流、見るとこが際立っている
そんなこんなで昨日も楽しく遊んでいるなかでの麻雀大臣とメカドックさんとの対局でのこと。
上家御大臣様、下家が親でメカドックさんからリーチが入った。
場況の詳しいことは失念(笑)。
自分、索子579の形で5か9を払って聴牌となった。
いずれにしてもリーチしないと出和了はきかない。
『5きって引掛けの8なんてきる面子じゃないしなー、そもそも5通るのか、というより6が良さげに思える。根拠はありません・・・』
ということだが、さすがに親のメカさんとめくり合い勝負はキツイとみて、とりあえず打9で、リーチは差し控えた。
つまり、押さなかったわけだ。
自摸牌によっては、引く選択肢を持つ判断をそこでした。
すると、3巡後に、メカさんから6索子が出た。
『たられば蟹か・・・・・、かといって、ここでリーチもないね』
と思っていると、上家の御大臣から元気の良いリーチがかかった。
場に一枚切れた間6索、さすがに二軒リーチに参戦する自信はなく、様子見に回る。
ちなみに、御大臣もメカさんもリーチで和了率は高いので要注意だ。
と、これまた思っていると、メカさから再び6が出る。
すると御大臣が待ってましたとがかりに「ロン」。
なんと、チートイツの6単騎で、タンヤオドラドラついて跳満だ。
たしか手牌は55688だったと思うので、御大臣から見れば6は良さげに見えるかもしれん。
だが、こっちは引いて和了逃し、あっちは押しての跳満に、格の差を見せつけられた。
『しかも一枚切れの6の単騎やんか・・・・・・、しかも親に対して・・・・、しかも日頃大っ嫌いといっているチートイやんか・・・・』
恐るべし御大臣・・・・・。
ある意味これぞ麻雀の醍醐味かもしれん。
自分は放銃はしてないんが、この局はかなりメンタルにくる。
放銃したメカさんも穏やかではないだろう。
言わずと知れた麻雀はメンタルゲーム。
目に見えないところだが、このままでは一生御大臣には勝てんだろうと思った一局であった。
この半荘は当然御大臣トップ。
それから、数時間後の夕方、御大臣と再び対局となった。
おんちゃんが昼過ぎにやってきて、今日は用事があるからってことで、早めに切り上げ、時間合わせということで、自分の後ろで対局を観戦していた。
親大臣、ドラは⑧筒。
下家のベーさんが3索子を暗槓した直後、対面の御大臣から先制リーチがはいった。
しばらくして、自分⑧⑨の形で聴牌。
どうするか、当然の即リーだ。
しばらくして、おんちゃんが、「親リーはいっているのに、なんでリーチしたのかな?」(親リーに対して片➆筒の待ちで大丈夫なの?って意味ね)との問い合わせ。この局終わってから教えてほしいとのことだった。
そりゃ、観戦者のおんちゃんがいるから頑張らんとあかんだろ、それだけ(笑)。
ってことでもなかった。
これは;
①本手は789の三色を見ていたが三色ならずで聴牌。しかし、自分のなかでは最終形の手変りなし。もっともリーチせんと出和了できんけど(笑)。
つまり、相手が親であろうと誰であろうと、この手でリーチをしないってことは、三色できていてもリーチしないと同じ。打点の問題ではない。場合によっては、こういう受けになるってことは最初からわかっていたことだ。
②ここで参戦しないとまた御大臣の一人旅で、楽な麻雀をさせてしまう。それは、今後の対局からいってもおもしろくない(笑)。ここはオシ
③自分の見たてでは御大臣の待ちはよくない。暗槓が入らなかったら御大臣はリーチを打っていない節がある。なので、待ち云々は関係ない。
④振ったらどうするの?
ハイ、泣きます
ってとこだが、根本的なところは、理屈でなく気持ちの問題だ。
勝負事気持ちで負けたらどんなゲームでも勝てん。
それだけですよ、おんちゃん。
結果は、自分が➆筒を引き、裏ドラついて満貫和了を拾うことができた。
この半荘はトップで終了となった。
麻雀の神様は平等である。
っと思いたい。
それにしても、麻雀楽なゲームではありませんね