“カフェの間”通信便り

【情報】

 

安易なテレビの発言に注意しなくては‥

大型の台風14号が接近、上陸しようとしています。この季節なので安全を期して過ごすしかありません。国民はその情報をテレビや新聞、ネットを通して知るわけです。特にテレビの情報は大きいのですが、ここ数日、台風の情報があまりにも安易で逆に不安を煽るような伝え方に疑問があります。「今までに経験したことのない大雨」と伝えています。過去にも同じような危険な大型台風が幾つもあったことと思いますが、何回も同じように「今までに経験したことのない大雨」発言を繰り返してきています。何回も聞いていますのでうんざりです。これでは、正確な情報を伝えていないし、ある意味「オオカミ少年」です。確かに今回の台風14号は大変危険な状態で、気象庁から特別警報が出るぐらいですから、大変なことなのですけど。でも何回も同じ繰り返しの発言で、かえって余計に不安を煽る思いになってしまうのですが‥。そのうち、テレビの情報の伝え方が「数十年にあるかないかの大雨」に変わっていました。いったいこの変わりようはなんなのでしょうか。もっと慎重かつ正確な情報を工夫した発言で伝えてもらいたいと考えます。それでも不安はありますが、国民の感情をいかに平穏に保つことができるのか‥といった視点で伝えてもらいたいものです。

国民に必ず必要な情報源となるテレビについて、精神科医の和田秀樹先生の著書である「テレビの重罪」で指摘しております。台風というより、今起きている諸問題について、指摘しておりますので、これから深く読み進めていきたいと思っています。