“カフェの間”通信便り

 

「研究」

 

5月4日、「みどりの日」で思うこと

 

~日本の祝日を制定する「国民の祝日に関する法律」によると、「みどりの日」の趣旨は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」と記されいます。


 

改めて緑の効果を調べると‥空気の浄化、鳥や昆虫などの生育域の提供、河川の氾濫や洪水の水害防止、温度上昇の抑制、日射調節、延焼防止、風や音低減などによる快適な生活環境になる‥などあります。また、四季の移ろいを実感でき、人々の安らぎの空間となる緑陰や、魅力のある景観を創り出します。なるほどなぁ‥と。緑はとても大事であり、ありがたく思うものだと分かります。そういうことを意識して、今日を過ごしてみたいと思います。

 

緑は英語でgreen(グリーン)ですが、これはアーリアン語の「ghra」(ガーラ)から来ているとのことで、この「ghra」(ガーラ)は「成長する」という意味で、単に色彩としての緑色を大切にすることだけでなく、生命あるもの、生物としての緑と共存させたい、身近に生き物を置きたいということ、人工で着色した緑と本物の緑は全く違うということなのでしょうか。以前から言われている「緑化」、緑に化かすと書くのですから、緑の本質をよく考えた上で緑化を活用すべきでしょう。視点を変えてみて「緑化から緑花へ」、都市農地への見直しなど課題は山積です。👇雑木林の緑です!