先日、家をひき払い引っ越しをしました。



一人と数匹の生き物たちと暮らすには少し広過ぎるし掃除も大変なので、物を減らすということもふまえて。


特に老ネコたちがストレスにならないか心配でしたが、勝手にお気に入りの場所を確保し爆睡していました。ご飯も引っ越し前と変わらない量を食べてくれました。



そんな引っ越し先のまわりには今まで以上に野良猫ちゃん達がいます。



近所にひと通り挨拶をしているときにもネコちゃんがウロウロしているくらいこの辺りに住んでる方々にとっては当たり前なのかもしれません。



家の道路を挟んだ向かいは昔から住んでる方の住宅で、自分の家側は新築とか若い方々が住んでいるような感じの住宅地です。



少し前の話ですが、仕事から帰ってきて夜に庭でボーっとしていると、ネコちゃんのフンの臭いが漂ってきました。


自分の家の敷地内にされてしまっているのでは…と思いライトを照らしながら探しました。


左お隣さんの家の前の道路に車のタイヤに潰されたフンが落ちていました。



また別の日に外でボーっとしていると右隣に住んでいる若い夫婦の旦那さんが暗い中、水ホースで駐車場を流していました。


盗み聞きするつもりはなかったのですが、どうやら停めている車の下にフンをされてしまったようで、奥さんの車の下を水で流しているようでした。



次の日、お隣さんちの庭にはネコや動物避けのライトが設置されていました。



そして一昨日、うちの庭にもフンがありました。もちろん水で流しました。



うちにも年老いたネコがいるので、万が一フンに接触して寄生虫とか感染症を持ち込んではいけないので、お隣さんと同じように昨日、動物避けのライトをAmazonで注文しました。



うちの両隣は新築で最近建てられた家です。


家が建つまでは草っ原でした。


おそらく、もともと野良ちゃんたちのフンをする場所だった所に家が建ってしまい、それでもその場所にフンをしていたのだと思います。


そして、ネコ避けライトをつけたことで、隣の僕の家の前にフンをしたのだと思います。



僕がネコ避けのライトをつけたらうちの庭にもしなくなるのでしょう。



でもきっと今度は逆の隣の家の庭にフンをすると思います。


隣の家も赤ちゃんとゴールデンがいるのでフン問題はなかなか深刻なことになると察しがつきます。



それに新築を買った方から言わせれば、大事な敷地にフンをされるなんて怒りでしかないんだと思います。

ネコのフンはかなり臭いが残りますし。



野良ちゃんたちの用を足す場所はネコ侵入を防止され続けて。


家をはしごしてだんだん追いやられてしまうのかもしれません。

周りはアスファルトだらけで土で隠す場所もない。



そんなことを考えて自分ちのネコを撫でている矛盾が悲しいです。



自己満足でしかないけれど、使わなくなった大きめのネコ用トイレと砂を家の後ろに置いておくことにしました。



昨日喫茶店でひと息ついていると、気難しそうにPCをやっているおじさんがふっとスマホを開いていました。


たまたま目に入ってしまったのですが、待受がバンダナを首に巻いた可愛らしい茶トラの猫ちゃんでした。


こんな気難しい顔した方も家に帰って猫ちゃんに癒されていることを想像したら、ニヤニヤしてしまいました。