昨日から、文章講座の第4期が始まっている。私は書いている小説が連続していることもあり、引き続き参加している。

 

ただ、先月から調子を崩していて、3期に書いたのは書き直しを含めて2本である。明らかに少ないが、無理して書いてもろくなものはできない。

 

文章というのは不思議なもので、人の書いたものを何本か読めば大体その人のことがわかる。わかると言っても、個人情報がわかるわけではない。その人の価値観であったり、おおよその人間像がわかるのである。もちろん、技巧にたける人の中には、それらを読み取らせない場合もありはする。

 

自分の文章になるとなんとも言えないが、まれに調子の悪さが文章に出ることがある。その場合はよほど調子が悪い時である。先月、書き直した文章はそういうものだった。他人からはあまり感じないかもしれないが、自分で読み返してみると酷いものである。自分らしくないどころか、「らしさが死んでいる」と感じたのだ。

 

今期は年末年始をはさむため、その間は休みとなる。講師のお三方にとってはリフレッシュ休暇のようなものかもしれない。期間に余裕があるため、以前と同じとはいかなくても前期よりは書けると思う。

 

今年も師走にはいり、残り1ヶ月もない。その残りの日々の使い方次第で私の今後が決まるような気がしている。文章講座への取り組み方もおのずと変わってくるだろう。