明日はハロウィンである。

 

10月が終わり、私が参加している文章講座の2期目も終わろうとしている。講座の期間は1か月間であり、11月からは3期目がはじまる。NOTEで連載している小説のために、3期目にも続けて参加することを決めた。

 

昨日、オンラインでその講座の打ち上げのようなものがあった。

 

そこで、ある人から

 

「きりんさんのようになりたい」

 

というようなほめ方をされた。

 

主催者のひとりである倉園さんによると、意外にもそういう人が他にもいるらしい。それを聞いたとき、私はなんとも言えない居心地の悪さを感じてしまい、何も答えられなかった。

 

嬉しくないわけではない。自己肯定感が低いからか、私はほめ言葉が素直に受け取れない。それに、私は文章が多少うまいくらいにしか思っていないので、そういう対象として見られるのはむずがゆいのである。

 

もっと言えば、講座の参加者は私にとってはあくまで対等な仲間なのである。その仲間からほめられると、どう答えていいかわからなくなるのだ。

 

ただ、その人の気持ちを素直に受け取らないのは、失礼なことなのかもしれないと少し後悔もしている。私をほめてくれた人は、2期目で文章講座を離れるらしく、最後に少しがっかりさせてしまったのかもしれない。

 

ともかく、11月からも執筆教室に参加して、アドバイスを受けながら小説の執筆を続けていく。この小説がいつか、誰かにとっての希望になるかもしれないと信じて。