乙姫は怒りの矛を収め、カメの帆は下ろされ砲声も止んだ。
桃子の手紙はきっと桃太郎の改心を促すに違いないと、浦島家にいた皆が楽観した。
しかし
スケ 「ここはどこだ?」
少年 「あれ?こんなところにカメが干からびてるぞ。
かわいそうだから、プールに入れてやろう!」
少女 「優しいね、タロチャン。アタシも手伝ったげる」
少年「だって、困ってるカメを助けたら、きっと何かいいことがあるって、先生が言ってたもん」
少女「ホント
いいことありますように
」ヨイショ、ヨイショ

バシャーン

少年 「お
生き返った」少女 「でもなんだか窮屈そうね」
少年 「そうだなぁ。プールで飼ってペットにしようと思ったんだけどな」
少女 「ハハハ
それはちょっとムリかも~」少年 「ちぇっ、つまんないや。海へ戻そう」
少女 「うん。そうだね。カーメカメカメ、こっちが海よ」
少年 「あ、イン子ちゃん。ちょっと待って。
このカカシも一緒に」
少女 「え? あっ。カカシなんて前からあったっけ?」
少年 「ううん。初めて見た。邪魔だから一緒に流しちゃおう!
でもこれ、うちの案山子とはずいぶん違うなあ」
監視員さん「浦島くん。それは西洋カカシだ。スケアクロウって言うんだよ」
少年「ふーん。しゃらくさいなまえ!」
少女「スケで十分だわ」
少年「スケだ。スケだ。スケべえだあ
」ハハハ、ハハハ、キャッキャッキャ
少年「さあできた。しっかり縛り付けたぞ。
さようなら。カメさん。さようならスケべえ」
ドッバーーン

・・・・・・・・・・あわあわぶくぶく
ス、スケベ言うなぁ



