行きつけのスパゲティー屋には、新聞も雑誌もテレビもない。
あるのは数百種類のパズル。
パスタが出来上がるまでの10~15分の間、客は半ば強制的にやらされる。
正解を見出せば、その難易度によって、ドリンク券やパスタ券がもらえる。
制限時間は、食前はパスタが出来上がるまで。
食後は15分。
とはいっても、常連ともなれば時間などお構いなしに続けている。
パズルは多くが日本製だが、客の手により世界各地からも持ち込まれる。
それらの難易度を決めるのは、常連客の筆頭である名大の教授。
彼はいったいどんな脳を持っているのか。
彼に解けないパズルは存在しない。
きっと、パズルを見ると、頭の中に複雑な数式がスラスラと並ぶのだろう。
写真は、いま僕が挑戦中のもの。
回答は一通りだけ。
こういう変な店なので、オヤジと相性が合わなければ、その客はもう来ない。
料理は美味いのだが。
和風スープのビアンコ


