中秋の名月。

子供たちと、上新粉でおだんごを作ったら

えらく大量に出来てしまいびっくり・・・

しかも供える隙もなく、けっこう食べてしまったのだが。柔らかくて美味!


ところで今日、たまたま「すーちゃん」のマンガ(益田ミリ)を読んだ。

(実はいろいろ続いていたのだね、

なぜか最新?の「すーちゃんの決心」をいきなり読んでしまった・・・)

独身女性の共感を呼んでいるらしい。

たしかに、三十路独身女子の微妙な感情を濃やかに描いていて、わかるのだが

・・・わかるのだが、視野の狭さとユーモアのなさ、いろいろストレートな点が

すこーし痛い感じ。

心を占めているのは職場の人間関係への苛々、

結末もすーちゃん本人にとっては次へのステップとはいえ

責務ある人間としてはどうも自分都合があからさまなのが気になった。

もう一人の登場人物、あかねちゃんも、結婚にあこがれつつ

自分目線で相手を査定するばかり。

出てくる科白や会話も、ほんとうにナマというか、含みも洒脱もない

(最後の母との会話はよかったけど)・・・。


でも今みんな、こんな感じなのかなあ。

もっと胆力と軽やかさを持って人生を楽しむのだよ、女子諸君!

というわけで斑犬は

同じようなシンプル画面の独身女性コママンガをご推奨したい。

るきさん (ちくま文庫)/高野 文子
¥609
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るきさん、いいっすよ。もう20年前のマンガだが、何度読んでもいい。

清貧・堅実だが浮世離れ、可憐ですっとこどっこいな働く独身女子るきさんと

常識的で流行にも敏感な友達えっちゃんとの何気ない日常。

るきさんはある意味、女仙人みたいだが

実は私の亡き伯母(キャリアウーマンのはしりである)は

見た目も性格もちょっとるきさんに似ている。

いるようでいないような、でもどこかにいるような、るきさん。

そして、この作品の、軽妙洒脱なセンス、生活のディテールの選び方、

シンプルで伸びやかな画力(いやすーちゃんも味のある絵ではあるけどさ・・・)を

ぜひ堪能してほしい。高野文子の絵はほんとにいいよねえ。


タイトルにVSと書いてしまったが、別に戦う必要もないわけで。

すーちゃんに共感して泣いたりしたら、

次の夜は、るきさんでくすっと笑ってほしいものだ。ではまた。