早い。

弟。かつては「高速ハイハイ」の異名をとった男だが、

今、早いのは、コトバである。

7月に書いた「言葉の壁を・・・」の頃から、さらに躍進の勢い。

語彙の増え方もすごいが

2語文、例えば「オトウサン、イナイ」(確かにいつもいない・・・)のような言い回しが

かなりできているのだ。

まだ2歳前ということからすれば、なかなかの快挙である。


けさも、「ママ、たい、へん!たいへん!」と、走ってきた。

たしかに大変(ベランダの植木鉢を倒した)な事態だったのだが

それよりも

君、「たいへん」って言葉と意味知ってるんだね・・・と、

あらためて驚いてしまったのである。


そんな彼だが

遊んで昼ごはんを食べて、とろとろと眠ってしまうあたりは

まだまだ1歳10ヶ月である。


ところで、「WM」をご存知か。

いや手塚治虫のマンガではなく。

(それは「MW」。玉木宏が悪役&主演で映画に!って話どこまで飛ばす。)

赤ちゃんの自然な寝姿といわれる

腕を上げ(W)、足を広げた(M)姿勢のことをいうのだ。

弟は寝ていると未だにけっこう、WMっぽい格好になるのが

かわいらしい。

たぶん幼児特有の身体のバランスで、そう見えるのかもしれない。


いっぽう兄4歳。

寝相を見れば、もうWMテイストは全く失われている。

夏の間にまた背が伸びたようで、

大人の・・・というよりまちがいなく殿の相似形。

決して言葉が早いわけではなかった兄、

2語文といえば「シャーアッター(電車があった)」ばかり言っていた兄も、

今では立派に読み語りしおって。

いつの間に、こんなに大きくなったのか。


いづくより来たりしものそ。

いずれにせよ、何だかんだと育っている。

すやすや眠る兄弟をみていると、つい

うなりやベベンのように歌ってしまいそうである。


銀も金も玉も何せむに 勝れる宝 子にしかめやも


(解説しよう。教育TVの「にほんごであそぼ」という番組内で、

うなりやベベンという人が、山上憶良の「子らを思ふ歌」に

曲をつけて歌っているのである。

千年以上の時空を超えたコラボ!

なかなか渋い名曲で、全国の親御さんにお勧めしたい。)



*今回守り役設定が崩壊しているが、まあ気にしない。