この世は生き地獄。だからこそ、生き抜いてそれを見たい。


本日もつい落涙。

よかったよねー農民トリオが再会できて。

うそうそ(その場面もよかったけど)。

父・諏訪頼重の死と、娘・由布姫の生への執着が物語の前後半の見せ場として対峙する

すばらしいドラマとなっていたね。

小日向文世の、切腹シーンの迫力。死なねばならぬ無念。目がよかった。

一方、柴本幸も気迫があった。変に手馴れていない、新人の固さが生きていた。

そして、いつも脚本はいいのだけど、特に生きていたいと勘助に相対するシーンは、

科白のひとことひとことが丁寧で胸に迫ってきた。


一方で、武田家臣団に噂される(なんか、サラリーマンが残業後に居酒屋寄ってる風?)

「忠義マシーンの人でなし」勘助が、

その奥底に眠っているものを由布姫にかき立てられているという演出も、

ミツのサービス映像含めちょっと説明風ではあったが

人間の複雑さを描いていてよい。

無言でぐいぐい姫を引っ張っていくところが好き。

男の人って実際ああいう感じの行動をする・・・。なんかあそこはリアリティ感じたっす。


あとは、今日もなにげによかったぞ高遠兄弟。すごいちょいの間の出演なのに。


ところでいつもあまり市川亀治郎のことに触れないのだけど。

この方、とてもうまいと思うのだけど、やっぱりどこか歌舞伎なんだよなあ。

自分の演じたい型が事前にあって、そこに当て込んでいく感じ。

特に閨のシーンが苦手。今回ないやんけ。