結論:大切です。マジで。
簿記3級の勉強を始めると、最初に
借方
貸方
という奇妙な言葉に出会う。
それもそのはず。
テレビのニュース、めざましテレビ、zip、東大王、ネプリーグ、笑点etc
あらゆる場面で借方貸方という言葉は使われないのだから。
何でこんな馴染みのない言葉が使われているのか。
ざっくり説明します。
会社を作る時にはお金が必要です。
土地
建物
工場
商品または原料
莫大な経費
従業員への給料
これを個人の資産で賄うのは非現実的です。
そこで銀行の登場です。
🏦👨💼:お金貸すから色つけて返してね❤️
👨👩:銀行さんあざーす!っしゃあー事業始めるか!!
そして会社は資金を手に入れています。
さて、手に入れた資金はいつまでも現金として持っておくわけではなく、
土地を買う→工場を建てる→材料を買う→商品を仕入れる・・・
といったように現金を色々なものに変えて、事業開始へのフォーメーションを整えていきます。
以上をまとめると
会社の借りた方が借方(左側)
銀行が貸した方が貸方(右側)
というわけです。
仕訳で書くと、
(借方)現金預金 1,000,000
/
(貸方)借入金 1,000,000
となります。
上の仕訳を翻訳すると、
現金預金を手に入れるために借り入れました!
つまり(借方)(現金を手に入れるという目的)をどうやって処理したか(手段)を示すのが(貸方)ということになります。
(借方)現金預金 5,000,000
/
(貸方)売上 5,000,000
上の仕訳も現金預金(目的)を手に入れるために売り上げました(手段)!って言っているし、
(借方)水道光熱費 5,000円
/
(貸方)現金預金 5,000円
は水道光熱費(目的)を払うために現金預金を使いました(手段)になります。
あと、TACの講座とかでは次のように教えてくれます。
かり↙️かた→左側が借方
かし↗️かた→右側が貸方
ただ右に書くか左に書くかの違いですが面白くないですか!?
最後までご覧いただき、ありがとうございました😊
次は簿記の5大要素の資産、負債について書きます!