声楽の恩師とヨガの教えで共通していたことは、
リラックス(余分なチカラをぬく)と、からだの使い方でした。
声楽はオペラ歌手のような発声をイメージするかと思うのですが、
すっごいパワフルですよね。
マイクを使わず、ホールの後ろまで声を届ける。
めっちゃチカラ使ってんだろうなと思われるかもしれません。
確かにエネルギー使うけど、力んでいるのとは違います。
姿勢を整えて、脱力して、声を共鳴させています。
そして、ヨガのアーサナ(ポーズ)。
ヨガの古典書「ヨーガ・スートラ」の中では、アーサナが安定してかつリラックスしてなされることと書かれています。
ヨガのポーズって独特で、柔軟性を求めてすごく手足伸ばしたり広げたりみたいなところをされがちだけれど、
元々のところは、今のからだのバランスを知り、余分なチカラをぬいて色々なポーズをとっていきます。
バランスやリラックスが習慣になってくると、からだが自然に柔らかくなっていく、そんなイメージです。
そしてこの両者とも、いい感じにできている時って、
○心地がいい(温泉入ってはぁ〜ってなっている時みたいな)
○全然頑張ってる感がない(やった感がない笑)
○なのに効果的(歌声はよく響くし、ポーズは美しい)
です。(個人的な感想です)
ちなみにアーサナに関して、人に見せるためにするのではなく、自分の内観・自己理解の過程だと解釈しています。
なので上の”ポーズは美しい”っていうのは、ポーズが美しく見えるようにヨガするってことじゃなくて、自分の今の体のバランスを感じ、リラックスしてポーズをとっているその人を側から見ると美しく感じるということを言いたかったです。
歌に関しては、聴いている人もストレスなく(なさすぎて眠気に襲われることも笑)心地よく楽に聴いていられる。
ピアニストでめっちゃ上手い人って、絶対難しい曲なのに大変そうじゃなく簡単そうに楽しそうに弾いたりするじゃないですか?あの感じ。
声楽もヨガのアーサナも大昔からのものですが、
持って生まれたからだを、
自然に無理のないやり方で、
いかによりよくパワーを発揮していくかという、
人間本来の可能性を追求した科学なんだと思います。
リラックスは、古来からの智慧。
たまには頑張る(力む)が必要な時も、あるだろうけどもね。
歌う時、
ヨガをする時、
そのほかの時、
これからも
リラックスして心地よくできたらいいな、
と思います。