WBA世界ライトフライ級王座決定戦が2日、横浜アリーナで行われ、
同級2位の亀田興毅(協栄)が、同級1位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)を
判定2-1で下し、新王者となった。
まぁ試合結果の判定にに関しては、たぶん皆さんと同じ感想・・
ラジオ放送も聴いていたが、判定前はあたかも亀田の負けを覚悟した
解説で「よくやりましたねぇ~まだ19歳ですから」などと驚愕の結果を
予想出来ていませんでした
結果に関してはどうしようもないが、1Rに不意のダウンをくらい
中盤ではカウンターを恐れ子犬のような目をして怯ていた彼には
いつもの鋭い眼力を奪われ、歳相応の幼さが出ていて興味を引かれた
きっと彼はとてもやさしい人間なのでしょう・・
しかし、後半も足はもつれタオル投入を感じさせた?ほどの劣勢・・
確かにキャリアが浅く、初の世界戦の緊張、マスコミから
祭り上げられたプレッシャーは今までの想像を絶していただろう
しかし、勝利確定後の亀田劇場には不意打ちを付かれ「ジーン」
と来てしまった。 あれだけ強い親子の絆が日本中を探しても
今時あるでしょうか?
肉親同士の壮絶な事件が蔓延する世の中で、父親を尊敬し
抱き合って号泣し「オヤジありがとう!」と素直に大観衆の中で
叫ぶ姿には感動しました!
「オヤジのボクシングが世界に通用することが認められてうれしい!」
なんて、もう涙ものでしたから
まさにボクシング版「三丁目の夕日」でしたね!
さすがに長男らしく、次男のように恥ずかしげも無く
余興ばかり目立ち、弱い相手で話題ばかり先行するような
試合でなかったのは良かったと思いました
試合結果はともかく、最後まで折れず、倒れず戦い抜いたのは立派です
亀田パパのベルトまですでに用意してあったのはご愛嬌?です・・か・・
これからは、あの親子を目指して各業界で「親子鷹」ブームが
起きるのは、ほぼ間違いないと感じております・・