患者サロン開催してきました!

10/2(木)、入院していた病院で、病院と他の患者さん何人かで協働して患者サロンの1回目を開催してきました。
ボランティア活動です。

入院中歩けなくなったことがきっかけでお世話になった緩和ケア、がん相談室のチームと年初からぼちぼち打ち合わせをし、夏には専門の研修を受けて、今日ようやく1回目を開催できました。

趣旨は入院中や通院中の患者さんたちが、①語り合うことで不安や悩みを軽減することができる場所を作る②がん相談室の看護師など医療業務従事者と横のつながりを作ることができる場所をつくるということ。

入院中の楽しいことといえば、面会に来てくれた人と会うことくらい。あとはテレビを見るとか本当にそれくらい。普通にしているだけではあまり患者同士のつながりも生まれません。そして、ほとんどの人は主治医や病棟の看護師くらいしか治療についての話をする機会がなく、相談室に行くのも敷居が高くて気がひけて、主治医には直接言いにくくて結局誰とも自分の本当の悩みを相談できない人が多いという問題点がありました。

そこで、患者経験者が主体、病院がそれを公認して後押ししてくれるという形で患者サロンを開催することになって、私もその中の一人として混ぜていただきました。

国の方針もあって、ちょうどそこに私のような病気が進行した状態から生還して、なおかつそういう活動をすることを望んでいるという都合のいい特殊人材がいたということでしょう笑。

私たちも様子見という感じで、院内で少し告知をしただけで、人が集まらなかったら世話人たちだけで楽しくお茶できればいいかという感じだったのですが、10人も来てくれて大盛り上がり。初回としては十分かな。

こんなに笑ったら病気も消えて無くなるんじゃないか?と思うくらいみなさん笑っていました。治療中の人にも、そうでない人にもこういう時間が本当に大切と思うのです。ファシリテーターとして参加させていただいた私もとても楽しませていただきました。写真を載せれずに残念。

入院中に「元気になったらやってみたいなー」と緩和ケアのチームとずっと話していた活動。年初は自分に余裕がなくて考えられなかったのですが、少しずつ進めてきてとりあえず形にすることができて満足しています。

笑いで病を吹き飛ばそうという取り組み。これからも継続してやっていくことになりそうです。

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