もう先々週になってしまったのですが、9月12日(金)に、9月5日(金)に受けていたCTと採血の結果を聞いてきました。

腫瘍マーカーαフェトプロテインは2(10未満であれば正常値)、LDH164(115ー217が正常値)、HCGβ0.1以下(0.1以下であれば正常値)、CT変化にも特に再発や転移を疑う所見はなし。

どこを見ても再発と思われる現象はないということでした!

私が初めて大学病院を訪れたのが今これを書いている今日からちょうど2年前の9月21日。

夏が終わって少し涼しくなる頃になってくると、あの時のことを思い出してくるのです。

恐怖、不安。当時は「どんなことが起きてもそれを受け入れて耐え抜こう」と覚悟をして病院に行ったのです。

しかし、実際に入院してみると、検査、手術、化学療法のあまりにもの凄まじさに、入院前の覚悟など吹き飛ばされてしまいました。

自分がいかに人の痛みを知らずに、いや見ようとせずに生きてきた人間であったのかを思い知らされのです。

それから2年。今こうして普通に仕事をして、運動をして、ギターもやってという日々を送ることが出来ているのは当時からすれば考えられないことです。

今回も最高の結果が出てくれたので、とりあえず次の検査の12月まで自分が日々できることを頑張って生きていこうと思います。

それと、忘れないうちに自分の闘病のことを記録に残しておくために病院に対してカルテの開示請求を行っていたのですが、許可が下りて見に行ってきました。

そんな理由でカルテの開示請求をする人も多くはないということでしたが。

当初はデータでもらえることを希望していたのですが、この病院の制度上画像以外はデータで渡しておらず、紙の場合は白黒で1枚21円かかって、全部もらうと膨大な量と金額になってしまうということで、とりあえず閲覧して必要なものを選ぼうということになり閲覧に行ってきたのです。

行ってみると膨大な量の紙の山が2つ机の上に。事務員の方が印刷してくれていました(申し訳ありません。。。。そしてありがとうございます。。。。)。そして1時間の時間制限の中で紙を次々とめくっていき、これは欲しい、これは必要ないという風に自分の手と目を最速で動かして選別してきました。そんな状況でしたので深く読めてはいませんが、手術で取り除いた自分の精巣の画像、手術時の記録、薬の投与や医療上の指示の記録、私が当時どんなことを訴えていたのかなど生々しく書かれていました。

料金の計算に時間がかかるということで受け取りは後日ということになりました。

事務員の方々本当にご迷惑をおかけしましたm(__)m、そしてご丁寧にご対応下さりありがとうございました。

ということで、今後このブログを充実させていきますので、またお暇なときにご覧いただければ幸いです。

P.S.一ヶ月ほど前から、皮膚腫瘍摘除術の影響も少なくなってきて、もう一度思い切り動ける体を作ろうということで、運動を始めています。まだ化学療法の影響などで血管も細いのですが、これから走る量を増やしていこうと思います!