もう1週間ほど前になってしまったのですが、例の右肩にできた皮膚線維腫を取り除く手術を受けてきました。

前回までの詳細はこちら


1時間ほどの手術でした。手術室へ行くのもこれで4回目。

手術室の看護師:「手術室は初めてですか?」

私:「いいえ、これで4回目です。」

看護師:「え!?」

という感じでした。

15時からの手術で「1時間前には病院に来て下さい」ということだったので、午前中は普通に会社で仕事をして、通院にかかる時間なども少し多目にみて13時で早退、予定通り14時前に病院に到着。

そこから血圧を測ったり当日の昼食の内容など軽い問診があり、リストバンドに自分の名前を記入し装着。「おお病院のリストバンド、懐かしい。前は長期の入院だったので名前や患者識別のためのバーコードが印字されたものだったな。」とか思い、そわそわしながら皮膚科の待合で呼ばれるのを待っていました。

「予定より手術時間が早くなる可能性があります。」ということだったのでいつ呼ばれてもいいように準備はしていましたが、結局呼ばれたのは15時前で、看護師に案内してもらいながら手術室へ入る。

手術室へ入るのも4回目。もう見慣れた景色となっていました。カッターシャツとスラックスという仕事着のまま受付の部分へ入り、更衣室で術着に着替えて帽子をかぶる。

出ていったところで手術の担当者4人(医師2人と看護師2人)と落ち合い、本人確認のために自分の名前、今日切り取る腫瘍の位置などを答える。

そして手術の部屋へ入り、手術台へ自力で登る。もうこれも4回目。ただ今までと違うことは今回は局所麻酔での手術ということでした。位置を確認しながら台の上に寝転び、冷えないようにということで温められてあった布を足から腰の上へかけてもらう。手術室は当然ながら冷房完備でちょっと寒いくらい。そして、心電図や酸素の計測の機械をつけてもらう。準備のために先生が少し席を外す。そして戻って来られてから手術部分の消毒。かなりくすぐったい。私は生来くすぐったがりで、病院の触診がずっと苦手だったということを看護師と談笑しながら麻酔が始まるのを待つ。手術室には私をリラックスさせるためにQUEENの音楽が流れていました。自分で選んだわけではありませんが、「私の好きな音楽をわかってくれているじゃないかww」と思いました。

切り取るのは右肩の皮膚を楕円形で縦に5cmほど。その周囲の部分にまんべんなく麻酔を打たれました。やはり最初の1周目が痛い。効いてくるのを待つためにしばらく時間を置く。そしてしばらくしてから効きの確認。ちょっと痛いところがあったので、そこについては「痛い」と明確に回答。少し足してそれでもまだちょっと痛みがあったのでもう一押し足してもらって手術開始。

実際の手術時間自体はそれほど長くなく、「もう取れたの?」という感じで終了。ただ麻酔をされていても、局所だから押される感じはするし、触られている感じも残る。そして少し何かが当たったときに冷たいとも感じました。だけどもメスを入れられても痛くない。「麻酔ってすごい発明ですよねー。」とか先生や看護師と話しながらやってきました。

手術が終わった後は、麻酔の影響もあってかちょっと体がふらふらしました。普段あれだけ元気なのに、ちょっとの負荷がかかっただけで一気に弱るんですから、人間って脆い生き物ですね。

術後3、4日は痛みで右手が肩より上に上がらず。初日は入浴も禁止で体を拭くのみ。5cm、10針ほど縫われていて痛々しい。

明日抜歯に行ってきます。今回手術で取った分の病理検査の結果が来月15日に出るので、また聞きにいってきます。