9月15日(土)の夜にそうして眠りについたものの、16日の日曜日の午前3時にまた腰痛で目が覚めました。体の奥深くから来る鈍痛、、、

寝ている姿勢でもあまりにも痛くて目が覚めてしまったのです。何とか少しでも楽にしようと前屈のストレッチをしてみました。しかしそんなことで良くなることは当然なく、ちょっとしてまた眠りにつこうと布団に入りました。痛みはありましたが、やがて眠気の方が勝ち、再び眠りにつきました。

そして夜が明けて朝7時くらいに目が覚めました。やはり腰が痛い。。。
当然気分は良くありませんでしたが、月曜日まで待つしかないと言われた以上何もできることはないので、とりあえず普通の生活をするしかありません。

朝食をとり、少しぼーっとしながらテレビを見て、髪が伸びてきていたので散髪に行きました。散髪屋でも、昨日腫瘍が見つかったこととおそらくそれが原因で今腰痛が起きていることを話しました。「きっと良性の腫瘍で取ったらすぐに良くなるで」と明るく声をかけてくださり、そこの家族の方が病気になった時、すぐに治療して今も元気でいることを話してくれて私を元気づけようとしてくれました。

そして家に帰ってまたテレビを見たりしながら時間を潰し、眠りにつきました。この時私は既に闘病生活に入る気持ちでいたので、とりあえず安静にしておこうと思い、無理な外出はしないようにしていました。


そして、月曜日になりました。やはり午前3時ごろに腰の痛みで起き、また眠りにつくというパターン。

整形外科で「ボルタレン」という座薬を「鎮痛剤としてロキソニンを毎食後に飲み、そしてどうしても痛みが強いときはボルタレンを使用してください」といわれ処方されていました。その日も指示通りロキソニンを夕食後に飲んでおり、そのあと少しの間は痛みも引いたように感じていたのですが、未明になってまた痛みが強くなってきていたのです。

痛みがひどかったので試してみようと思いトイレに行って、ピストルの弾みたいな形をしたボルタレンを小さな真空の袋から取り出し自分の肛門へ入れようとしました。しかし不慣れであったのでなかなか入らない。やっと入れることができましたが、あまり入ったという感覚がなく、これで大丈夫なのかなと少し不安でしたが、周りを見回しても落としてはいなかったので、ああこれで大丈夫かと思って再び部屋に戻って寝付こうとしました。痛みはまだ全然治まる気配はなかったのですが、じきに薬が効いてくれると信じ、寝付こうとしているうちにまた眠気が勝って寝付きました。

座薬を入れたときは、ひどく惨めな気分になりました。自分の指で異物を自分の肛門に押し込む感覚。「何かわからないけど、どうしてこんなことになってしまっているのだろう」と思いました。とにかく早く原因を解明してほしいという思いでした。
(こうしたことは下品な話題であり、公の場で話すのに相応しくないものであることは理解していますが、このような汚らしいことの一つ一つが私が闘病中に経験し、感じてきたことでありますのでご容赦いただければ幸いです。)


ようやく待ちに待った月曜日の夜明けが来ました。

6時半になり、起床して着替えてすぐに家を出て7時13分の新快速に乗りました。通勤の電車でももう立ってじっとしていることができないくらいに痛くなっていましたが、我慢するしかないので、整形外科で処方してもらったロキソニンを飲んで耐えていました。