今日は産業医との面談です。

がん患者にとって、闘病生活の最後の難しいポイントが社会復帰です。

治療で体力が極度に落ち、人生の価値観が大きく変わる出来事を経験したあとの社会復帰というのはなかなか難しいものです。

私も退院=闘病の終了だと思っていましたが、その後の生活もなかなか大変なんだと自分でやってみて初めて気がつきました。

私の勤めている会社は産業医と契約しており、従業員の勤務する上での健康状態を相談することができます。病気になるまで利用したことはありませんでしたが。

今まで2ヶ月に1度くらいのペースで産業医と面談を行ってきましたが、おそらくこれで最後になって、5月からフルタイムの勤務へ戻すことになると思うのです。

今まではまだ大分不安があったのですが、今はかなり体力が回復してきたことから、ここで本格復帰しても大丈夫かなとようやく思えるようになりました。

ちょうど暖かくもなってきましたし、新しい生活の始まりという気分でもあります。