Analogy
友人の好きな言葉というか、口ぐせです。
何かにつけ、すぐanalogyを見つけたがる(笑)。
実は、高校の同級生と久し振りに会いました。彼はどうやら官僚になる様子。
しばらく見ないうちに随分と道を違えたものだなぁとしみじみしました。
思い返せば、高校時代、彼との出会いがなければ、勉強をしようという気にならなかったでしょう。
彼と出会い、話をし、将来を語って、多くの時間を共に過ごしたものです。
結局、彼は大阪大学へ、私は早稲田大学へ進学しました。大阪と東京では新幹線で3時間もかかりませんが、お互い忙しいこともあり、だんだんと連絡をとることはなくなっていました。
しかし、話せば、すぐにどんな人生を歩んできたのかすぐに理解できます。
なぜなら、私は彼の思考の根底に流れるルールというか、彼のルーツを熟知しているからです。
そして、彼もまた然り。
空白の時間を埋め合うことはこの上なく楽しいですね。
学業でも社会に出ても、いつも私の一歩先を行く彼をいつかは捉えて、"お先に"なーんて言ってみたいものです。
その日が来るのを楽しみに、今日もまた充実した一日を送りたいと思います。
不動産実務と金融商品取引法
最近騒がれることが多い、金商法。
恥ずかしながら、私、これまでしっかり理解していませんでした。
忙しかったり、そもそも業界の人もあまり分かっていなくて、体系的な本もなく…という状況。
…忙しさを言い訳にしてはダメですね。
しかし、この本が出たので、一気にキャッチアップしようと一念発起しました。
金商法が施行されてからしばらく経ちますが、ようやく体系的に知識がまとめられた本が出てくるようになったんですね。
結論から言ってしまうと、この本は素晴らしい。
法律の本って、書き方が幾通りかあると思うのですが、(Q&A方式、プレイヤー毎の項目式、はたまたスキーム別、等々)これは、最初に全体像としての法律の変化を示し、基本原則を明示した上で、各項目ごとに細かい説明をしてあります。
非常にわかりやすいし、いくつかの項目がカブっていたりもしている所も”どこで前述したのか”を教えてくれるので、原則が頭に叩き込まれます。
もちろん、パブコメを見ても、曖昧でグレーな答え方をしているものや、個別に検討すべきとしている諸問題もあるので、この一冊ですべてがクリアになるわけではないけれども、少なくとも、現時点ではっきりしている点は網羅してあると思われる。
文句無しで良書。
実践 なるほどわかる!不動産証券化バイブル
不動産アナリストの、橋本隆氏の著書。証券化について、用語、スキーム、背景知識、マーケットの動向まで、幅広く扱っており、まさに不動産証券化の入門書としては、最適だと思われる。
不動産証券化の入門本として有名な本に、”不動産証券化がよ~くわかる本”があるが、動きが激しいこの業界においては、より新しいこちらの本をおすすめする。また、一通りの知識を持っている業界の人も、知識をbrush upしたり、金商法への対応などの比較的新しいテーマについて勉強できると思われる。
著書は、ソロモンブラザーズ証券(現日興シティグループ証券)で証券アナリストとして経験を積んでおり、年間アナリストランキングでも何度か一位に輝いている。そうした豊富や経験と業界の経営トップとの人脈を活かして、啓蒙活動、J-REITの評価モデルの開発等、常に業界を牽引してきた人物である。
非常にわかりやすいのは当たり前で、なぜそうなるのか?といった疑問に答えるために、歴史的な業界の流れ、法律の枠組みから説明してくれる、非常に丁寧で説得力のある本。これからこの業界に入ってくる勇敢なプロパーの方には、ぜひ一読して欲しい一冊。
