今日はGoogleのサイト評価と自分が評価する順位やオーソリティーの差を縮める方法を私の経験からご紹介したいと思います。


実績を上げているいわゆる「出来るSEO会社や担当者」は、だいたいサイトを見て順位の妥当性であったり、フィルターに掛かっているかどうか、またはペナルティーに掛かっているかなど、サイトの状態を診断できます。しかも更に出来る担当者になれば、Googleのサイト評価と自分のサイト評価の誤差が極めて少ないのです。


この評価誤差が少ない方は、サイトを見て、「何をすれば順位が上がるか」がすぐに判りますし、「この対策をした場合、大体この順位になるだろう」という予測もできます。この能力は「経験」でしか身に付きませんし、数値化する事は出来ません。私が、よくお話させて頂いているのは、「SEOは6割が経験で数値化したり、教えたりする事は出来ません」と言っています。



しかし、どの辺りを経験データーとして蓄積すれば良いのかという事をお話させていただきます。


1.ブログ、実験サイトを作って、クロール頻度や記事を追加して検索上に出てくるまでにどのくらい時間が掛かるかを計測。


2.専門的なサイトを作り、専門的(マニアック)な記事を書いて、QDFが適用されるか。


3.キャッシュとは違うmetaタグの左側に「時間や日付」が付く頻度。


4.「オープンサイトエクスプローラ(OSE)」のドメインオーソリティーやページオーソリティーの数値を参考にする。


5.サーバーの生ログを取得し、「Google-bot」のクロール頻度とクローラーの種類と動きを観察。

※サーバー会社によっては生ログが取得できない場合もあります。


基本は上記の項目を注視して、やった対策にGoogleのクローラーや順位がどう変化したかを注意深く見ていけば経験値は上がります。


因みに私は、サテライトサイトとは別に20サイト程実験サイトを所有しており、毎日上記の基本以外に、色々データー(経験値)を調査しています。


まぁ好きだからやっているので、「ここまでやらないとSEOは出来ないのか?」というと、そうではありません。SEOを殆ど知らない方でもアフィリエイトで業績を上げておられる方々は沢山いますし、難関キーワードで上位表示実績のあるSEO会社さんもあります。


これはあくまでSEOオタクの領域と思ってください。