今日は前回紹介した「Googleペナルティーの原因について 」の記事の「外部リンクをいくら貼っても順位が上がらない」場合の解決策を紹介したいと思います。


原因については「Googleペナルティーの原因について 」に書いていますので、参照してくださいね。では解決策を見ていきましょう。


先の記事でも書きましたが、対象サイトは開設してから1ヶ月以上から3ヶ月以上です。



「外部リンクをいくら貼っても順位が上がらない」



原因:1.サイトボリュームが足りない


解決策1.コンテンツを追加して「サイトボリューム」を増やす。


解説:これは単にページを増やすのではなくサイトの構造も考慮に入れて「コンテンツ層を厚くする」という事です。カテゴリーやディレクトリなどの階層を作ってコンテンツを追加します。その際気をつける事は「コンテンツの整理整頓」です。闇雲にページを増やしたりすると逆効果になり、順位が下がったり、別のペナルティーに掛かったりする場合があります。私の経験上、代表的なペナルティーは「TOPページが出てこず、サブページが出てくる」というパターンのペナルティーになる事が多いです。




原因:2.コンテンツがオリジナルではない。


解決策2.一旦全てのページを削除、または書き直す。

解説:これは問題外です。よく「サテライトサイト」で見受けるパターンで、「ワードサラダ」や「スクレイピング」サイトが多いです。この場合、様々複合ペナルティーを受けている可能性があるので、サイトのコンテンツ、構造自体を変更する必要があります。対策後、Googleウェブマスターツールで「再審査リクエスト」を行ってください。最近では、「引用」の割合が多いサイトもこのペナルティーに掛かる確率が高くなっています。これは、まだ日Googleには本格導入されていないであろう「パンダアップデート」では確実に引っかかりそうです。今から早めの対策をお勧めいたします。




原因:3.重複コンテンツが多い


解決策3.サイトの構造を変更して「カテゴリー」「コンテンツ」を整理整頓する。あえてユーザビリティーを下げる。

これは、ブログや各種CMS、テンプレート型のショッピングサイトによく見かけます。「内部対策」が主な作業となります。ユーザビリティーを考慮するがあまり、異なったURLで同じ内容のページ(コンテンツ)が存在する状況です。例を挙げるとブログの「カレンダー」、「タグ」、「過去記事」など様々な異なったURLで同じ内容のページが存在する事です。この場合は、ウェブマスターツールで「URL削除申請」を行うのが近道でしょう。出来るなら事前に「カレンダー」、「タグ」、「過去記事」などのテンプレートに「noindex、nofollow、noarchives」を入れておくのが賢明です。ブログの場合、「カレンダー」、「タグ」、「過去記事」などを表示しない設定をしておけばいいでしょう。




原因:4サイトのオーソリティーまたはトラストが低い


解決策4.この場合は複合要因が多いです。サイト側の問題と外部リンクの問題があります。「オーソリティー」、「トラスト」を上げるのは一朝一夕に出来る事ではないので計画を立てて時間を掛けましょう。解決策の近道としては、QDFアルゴリズムソーシャルメディア上手く使う事をお勧めいたします。(※QDFにつきましてはGoogleで調べてください。)話題性のある「時事ネタ」や「How to」などのコンテンツを作り、「Twitte」rや「Facebook」、「Naverまとめ」、「はてなブックマーク」などで注目してもらいましょう。これを、2~3回別コンテンツで繰り返せばQDFアルゴリズムに引っかかる確率も高くなり、ドメインやサイト、ページのトラストやオーソリティーは劇的に上がります。また、「オーソリティー」または「トラスト」の高いサイトや「同業者や関連性」の高いサイトからのリンクも効果があります。


※引用率が高かったり、コピー記事など、スパム的な内容の場合、逆効果となり、最悪圏外という事になりかねませんので、程々にしましょう。




原因:5.リンクを貼る間隔が短い(一気に貼ると圏外に行きます。)


解説5.これは言うまでも無く、「ツールによるYomiサーチへの登録」などです。一気に同じアンカーテキストでリンクを貼ると、高い確率でペナルティーに掛かります。この場合は、リンク作業を一旦止めて、オリジナルコンテンツの追加など「サイトの充実」を図りましょう。その後で登録したリンクを外して行きましょう。この場合も一気に外すのではなく地道に外して行った方がよいでしょう。ある程度外し終わったら、Googleのウェブマスターツールで「再審査リクエスト」を行いましょう。1回の申請でペナルティーが解除されない場合は、上記の作業を繰り返しましょう。


私の経験上、「ペナルティーを受けてる状態」と「ペナルティーを受けていない状態」とでは、順位も劇的に違いますし、リンクを追加したり、コンテンツを追加した時のGoogleの反応が明らかに違います。地道な作業となりますが、根気よく行うのがコツです。


※上記のペナルティー解除方法はサイトの状態やバックリンクの状態によって効果は異なります。この記事の対策を参考にする場合は自己責任でお願いいたします。