お疲れ様です。最近髪が伸びすぎてしまい困っていますかまてぃです。大学生になってから前髪がうねる様になってしまい、いつも格闘しているのですが、合宿の間に手が付けられないくらい伸びてしまいました。卒検さえ受かれば明日には帰れますが、まずは髪を切るところからですね(笑)

 

今回のテーマに入る前に、当ブログの今後についてお話しておきます。
あと一月もすればチューターの任期は終了するので、もうすぐ自分は会計士試験とは関わりが無くなります。そうなったら、自分から試験について色々意見するべきではないのかなと考えていますので、会計士試験関連の記事としては前回・今回の二部作で一区切りにする予定です(おまけをくっ付けて三部作にする可能性はあります!(笑))。

と言うのも、いつも言っていることは、受験生の相談を受け、一緒に問題に立ち向かう中で思ったことや気づいたことが中心ですので、それが無くなったらただ机上の空論を発信するだけになってしまうのです。自分の勉強方法というのは残りますが、それは過去記事であらかた伝えられたと思うので、書き残しはほぼありません。それなりに満足いくボリュームを書けたと思っています。


ではブログ自体が終了するかと言うと、そのつもりはありません。来年から就職しますので、書いてはいけないことに触れない範囲で、正直イメージがあまりわかない監査法人での仕事を身近に感じてもらえるような記事をたまに投稿していきたいなと思います。そんな余裕があればですけどね(笑)その時は是非また、読み物として目をやってもらえれば嬉しいです(^^)

 

さて今回のテーマは、前回と同じく受験生に伝えておきたいことです。ただし、今回は勉強方法についてではなく、精神論を含めた、真の意味でのメッセージ、「送りたい言葉」です。つまり、具体的ですぐ使える有益な情報というのは皆無です。俺がこの試験に対してどういう認識を持ってきたか、受験生に対してどう思っているのか、今までの記事のまとめとして書き記していきます。では早速話に入っていきましょう!



1:不要な謙虚さは封印しよう!
 

日本人には謙虚な方が多いです。俺なんかは謙虚には程遠い人(少しは謙遜することもありますよ!(笑))なので、社会に対する態度として偉いなぁ、見習わなければ、とよく思います。
 

しかし謙虚さも適度でないと、勉強方針を考える上では中々に邪魔です。例えば「企業法はどのくらい進んでいますか?」と尋ねた時に、本当は機関については問題集が7割くらい解けるのに、まだできない問題があるということで「まだまだ穴だらけです」という返事が返って来たら、全体的対応ということで機関株式、設立以降をバランスよくやっていく前提で細かい方法論を色々考えていくこととなります。けど、この状況なら本来は機関を少し押さえてその他を頑張っていくのがいいですよね。
 

つまり過度に謙虚であることによって現状の正しい把握ができなくなる、もう少し言い換えると「かける必要のない(誰も問い詰めたりしませんからね)保険をかけているせいで、効率よく点数を稼ぐチャンスを失ってしまう可能性がある」ということです。ちょっとオーバーに言ってしまいましたが、変な体面を気にせず自分を客観視することは、合格までの最短距離を走るうえでは外せない事項だと考えます。



2:馬鹿を治す薬はあるけれど、馬鹿だと思わせない薬はない

ことわざに乗っかろうと思ったらちょっときつい言葉になってしまいました。受講生のことを馬鹿だと思ったことは決してありませんよ(笑)しっかり意味の通じる文章にすると「勉強が足りず成績の悪い受験生の成績をあげるための策なら全力尽くして用意できますが、自分が勉強不足でダメダメだという考えをひっくり返してあげることは難しい」ということです。
 

大事なことは、今の力がどの程度で順調かどうかではなく、これからどうしたら期日までに目標値に届くか、です。そのためには、今までの勉強、そして現在の実力がいまいちだからといって自らの評価を勝手に下げられても困るわけです。「私は頭が良くないので・・・」とよく聞きますが、この考えは勉強効率の面でも、試験時の勝負強さの面でも、マイナスにしか働きません。
 

自分への評価が低いと、1で書いたように現状把握で問題が生じることがありますし、そんな人が試験で実力を遺憾なく発揮できるとも思えません。
なので、是非この考えは頭の奥に閉まって出さないでおくか、捨てるかするとよいと思います!自分の実力の客観視と、物事をうまく進めるためのポジティブ思考を両立していきましょう!



3:辛いときは、自分を褒めてあげよう

短答が近づいてきて、短答生は毎日フルで勉強していますよね。本当にお疲れ様です。まず疲れるし、何より試験への不安がまとわりついて離れない人も多いと思います。体も心も辛い時期です。
 

1日の楽しみの安らぎが0では、いずれ限界が来る人が多いと思います。この時期を何とかして乗り切るために、1日の終わりやご飯の時には毎日頑張っている自分を褒めてあげてください。自分で自分を褒めるというのは変な話ですが、これだけでも随分精神的に違うものです。

他にもあんまり時間は取れないですが、何日かに1度は好きなものを食べるなんてのもいいでしょう。誰か試験の大変さを分かってくれる人(もちろん俺でも大歓迎です)に少しだけ話を聞いてもらうのもよしです。精神の安定は同時に疲労軽減にも繋がるはずです。疲れてきてはいるし不安はある、でも頑張れる!という状態で試験まで突っ走れれば合格は目の前ですよ!



4:できる人から色々なことを吸収しよう!(直前期除く)

皆さんの周りにも、自分とそこまで勉強期間が変わらないのに成績がいい人がいるかと思います。そういう人からは、知識はもちろん、どのようにその知識を身に着けているか、そのためにどんな工夫をしているか等を聞いて良い部分を取り入れてみるのはどうでしょう。

この方法、理論上はほぼ必ず有効だと思います。なぜなら、ここまでの勉強で自分より先に行っている人にはその人がサボらない、もしくはこちらの成績が急上昇しない限り絶対に勝てないのですから、こちらの成績を急上昇させるためには前を行く人の話を聞いてみるのが効果的な選択になるからです。参考にならなかったら採用しなければいいのですから勿論ノーリスクです!
 

ちなみにここでは、その人がいい人かどうか、あなたがその人のことをどう思っているかは全く関係ありません。勉強方法改善という観点でよいかどうかを行動基準にすると、相手がどんな人だろうと勉強が順調にいっている秘訣は取り入れていくのがよいことになります。そんなことはないと思いますが、妬んで嫌がらせをするなんてのは厳禁ですからね!(笑)


色々と心構え、考え方について思うことを書いてみました。何個か似た話があったと思いますが、結局伝えたいことはただ1つ。是非、「強い受験生」になってくださいということです。


「強い受験生」の強いとは決して成績のことを指しているわけではありません。相手がだれだろうと、自分の合格のためなら首を垂れて教えを乞う。お世辞にも成績がいいとは言えないとしても、卑屈にならず自分を客観視して本当に必要なものを考え、そこからの最善手を打っていける。つまり心が強いということです。

合格一点を見据えて努力できる人の行動や姿勢はその人の熱意を伝え、教える側の心を動かします。何とかしてあげたい、少しでもその人にとっていい方法を考えてあげたい、と思わせてくれます。もし受験の神がいるのなら、その心だってきっと…今回は以上です!