背水の陣から帰還した翌日、

軍師に

ある方から

新たな援軍の要請が。

 

要請した方とは、

加賀百万石に住む

慶次殿(長男)。

 

慶次殿はこの5年、

前田家でお世話になっており

人より1年多めに

遊学生活を楽しんだのだが、

 

さすがに

この3月に帰ってくることになりまして、

それまでの居城(アパート)を

引きはらうということで、

援軍の要請が軍師にかかったというわけです。

 

 

昨今の遊学生へのサービス、

なかなかに痒い所に手が届くものが多いですなぁ~。

というのも、

今回、とてもありがたかったのが、

不用品引き取り業者何社かのパンフを

退去の書類と一緒にセットで渡してくれたのです。

不動産屋と引き取り業者さんが組んでいる、

ともいえるのであるが、

それでも、

特に慶次殿のような

ギリギリボーイズにとっては、

洗濯機やら家電、家具などの不用品を

一気に引き取っていただけるって、

ありがたい以外の何物でもないのであります!!

 

第一次援軍要請時、

慶次殿の部屋に足を踏み入れた軍師は、

「本当に期日までに引っ越しが終わるのだろうか?」

と、数ある修羅場(引っ越し)を越えてきた経験から

大いに不安になったのですが、

 

第二次要請の今日、

慶次殿の居城に行ってみると、

大きな家具などきれいになくなっており、

あとは清掃のみ。

 

って、この大きなものを運び出した後の

清掃&こまごましたものの後片付けが

意外に面倒くさいんですよね。

 

それも、

どう考えても故意に

難攻不落とも思われる「お風呂」

の清掃は一切着手されていない様子・・・。

 

おい!!

そんなとこチマチマと拭いてないで、

風呂をやれよ~!!

 

と、恫喝しそうになったが、

退去は今日。

できるところからやっていかねば!!

ということで、

甲冑(ゴム手袋)を装着、

持参したカビ〇ラーやらなんやらを駆使して

今までに経験したことのない風呂掃除を開始。

(汚れ具合は、お察しください・・・)

 

最初は

「どうせクリーニングが入るから、掃除はやらなくていいよ」

なんて言っていた慶次殿だが、

この5年間お世話になった居城に対して

それはあまりにも失礼。

できる範囲でもきれいにして

次にこの部屋で遊学生活をおくるであろう

若武者たちにお渡しする、

というのが大和魂なのではないのか?

 

ということで、

慶次殿はトイレ掃除、

軍師はお風呂掃除、

そのほか雑巾がけ、窓ふき、

キッチン周りの汚れ落としなど、

手分けをしてきれいにしていきました。

 

この部屋で、

「ネクタイの結び方がわからない~!」

なんて、

入学式に焦っていたのが

昨日のように思われて、

本当に

月日が過ぎるのは早いなぐすん

 

最後に

こうやって親子で掃除ができて

本当によかったな~と、

軍師はしみじみと思ったのでした。

 

 

大阪城よりも難攻不落だと思われたお風呂場も、

カビ〇ラーによる外堀埋め攻撃により、

あっけなく陥落。

トイレに至っては、

某有名牛丼チェーンでのバイト経験が大いに生きて

慶次殿がとてもきれいに仕上げてくれました。

 

最後に

「5年間、ありがとう!!」

と言ってお部屋を後にしました。

ウチの傾奇者

守ってくれて、

本当にありがとう!

 

ということで、

帰りにはま寿司で遅いランチをして

カニ王国に帰りました。

(2台の車に荷物がどっさり)

 

 

それにしても、我が愛馬(車)、

連日のロングドライブ、おつかれさま!

今週末、

念入りに洗車するからね、

光秀どの(パパ)が。

もう少し待っててね車

(光秀殿の趣味は洗車)