先日
お友達の勤めるハーブガーデンに遊びに行ったとき、
これが、ハンゲショウの花よ
と教えてもらいました。
半分白く化粧しているからその名がついたらしい。
ガーデンのプログラムで
お花摘みをさせてもらって、
ハンゲショウも摘んで家に連れて帰りました
そして昨日7月2日
ご近所のスーパーに行ったんですよ。
そしたら、店内で
「今日はハンゲショウです!!」
のアナウンスとともに、
焼き魚の匂いが店内充満していましてね
花と焼き魚に何のつながりが????
と思ったら
カニ王国の山間部に位置する
大野という町では、
半夏生の日に
サバ丸ごと1匹食べるという風習がある。
しらんかった・・・・・
そもそも半夏生って??
wiki先生によれば
夏至の日から数えて11日目をいうらしく、
その日までに農作業を終えるとか、
その日は農作業をしないとか
天から毒が降るので野菜は食べないとか
地方地方によって風習があるようです。
お花のハンゲショウは、
半夏生の時期に咲くからということでした。
近畿ではタコをたべたり、
讃岐ではうどん
越前ではサバ
と、地方の特産物を食べるということなんでしょうかね??
どっちにしても、
それまでの農作業の労をねぎらい、
暑い盛りに精をつけよう!という
民衆の知恵なのかもですね。
スーパーの店頭でこうやって焼いていたり、
焼き魚のコーナーも、サバだらけ!!
こんなアオりには乗らないわよ!!
と思ったんですが、
もう美味しそうなのよ~~~
つーことで、
あっさりl降伏し
夕ご飯はサバに決定!
さてここで問題です。
<家族構成>
・50代女性1名(BMI値かなり高め)
・男子高校生1名(好物はハンバーグ、魚は好まない)
このような状況で、
あなたなら、どのサバを購入しますか?
その① ノルウェー産サバ丸ごと1本 ¥589
その② 国産サバ丸ごと1本 ¥580
その③ 産地不明サバ切り身焼4切れ¥550
この3種類が
半夏生コーナーにところ狭しと並べられ、
主婦を悩ませるのです。
私と次男の2人で
こんな丸ごとなサバ食べられるか??
ここは安パイで
切り身にした方が無難・・・。
しかしせっかくの丸ごとの日だし・・・。
つか、
ノルウェー産と国産の9円の差って何?
切り身はどっち産なの?
40円って串代?
半夏生コーナーを何周もして
結局ワタクシが購入したのは・・・。
ノルウェー産丸ごと1匹
奇しくも
サバがのっている皿は、
フィッギオというノルウェーのお皿
結果的に大正解
脂がのって、
とってもおいしかったです
このおいしさは切り身では味わえないかも!!
(切り身をディスってるわけではありません)
最初、食卓に出されたサバを見て
呆然としていた次男でしたが、
ばくばくとおいしそうに食べておりました。
さて、
このサバの写真をパパに送ったところ、
「お!懐かしい!!サバ食べたいなぁ~」
え?君の故郷は、
大野じゃないよね??
彼の住んでいた地域は
カニ王国でも海に近いところで
そこでは焼きサバと言えば
この方式なんだとか
半夏生にかかわらず、
食卓には丸ごと1匹がよく出たみたいで、
同じカニ王国でも違うもんだな~と
改めて思った7月2日でした。
カニ王国では
鯖街道
だの、
鯖江
だの、
サバにちなんだものが多いのも事実。
みなさんの地域では、
半夏生に何を食べますか??