2日、さいたま市民会館おおみや(RaiBoC Hall レイボックホール)にて行われた、おおみや市民吹奏楽団ファミリーグループコンサートにお邪魔しました。おおみや市民吹奏楽団、ファミリーウインズ和(なごみ)、おおみや市民吹奏楽団HIBIKIの3団体が一堂に会する趣向が吹奏楽ファンに好評だったのでしょうか、開場前の時間帯から大勢の聴衆が集っていました。

 

〈会場に関して〉

さいたま市民会館おおみやは、「大宮市民会館」として大宮市下町(現:さいたま市大宮区下町)に開館。その後さいたま市の誕生で現名称となり、2022年に大宮区大門町の再開発ビル「大宮門街(おおみやかどまち)」内に移転(旧会館は移転と同時に閉館)するといった歴史をたどっているそうです。現会館ができたときにレイボックホールの愛称が誕生したとのことです。

筆者は、2001年に旧会館を訪れたことがあります(卒業した高校の吹奏楽部定期演奏会鑑賞のため)。現会館を訪れたのは、2日の演奏会が初めてです。

 

〈指揮者に関して〉

4名の指揮者が登場。ひとり3~5曲程度の割合で振るといったスタイルでした。内訳は、秋山紀夫さんが「和」の演奏を2曲、おおみや市民吹奏楽団の演奏を1曲、合同バンドを1曲。武田晃さんがおおみや市民吹奏楽団2曲、合同バンド1曲。石川未久さんが「HIBIKI」の演奏を4曲、合同バンド1曲。猪俣康隆先生が「和」の演奏を2曲、合同バンド1曲です。ちなみに合同バンドが奏でたアンコール曲を、日本吹奏楽界のドンである秋山さんが振り、最後をビシッと決めていました。

武田さん、石川さん、猪俣先生はいずれも金管楽器の演奏経験があるのだそうです(プログラム掲載のプロフィールによる。石川さんがホルン。武田さんと猪俣先生はトランペット)。